【英語】長文読解の力を伸ばすコツ【英文解釈が命】
「長文読解が苦手なんだけど、どうすればいいですか?」
こんな悩みを持ってる生徒って、結構多いと思います。
高校で英語を教えていると、生徒のさまざまなニーズに応えないといけません。
そこで今回は、「長文読解が苦手」という方に向けて、記事を書きたいと思います。
- 長文読解が苦手な人
- 英語力を伸ばしたい人
- 英語偏差値60以上を目指したい人
- 英検準1級 / TOEIC 700 以上を目指したい人
では、解説していきます。
- 長文読解がどんどん伸びる勉強手順
- 英文解釈を伸ばすオススメ参考書【厳選3冊】
- 英文解釈後はひたすら多読
- 勉強法で悩んでいる方はコチラ
長文読解がどんどん伸びる勉強手順
まず、英語をひたすら勉強しているのに、長文読解がなかなかできない理由を解説します。
結論から申しますと、次の2点が原因です。
- 英文解釈を飛ばしている
- 単語・文法のインプットがたりない
英語が伸びない人と、伸びる人の違いは勉強手順にあります。
① 英単語・熟語
② 英文法
③ 長文読解
① 英単語・熟語
② 英文法
③ 英文解釈
④ 長文読解
長文読解でつまずく人の多くは、「英文解釈」の訓練を飛ばしている方がほとんどです。
ちなみに「英文解釈」とは、英文を正確に理解することです。
たとえば、こちらの簡単な英文を日本語訳にできますか?
- The girl called Miki visited John.
- She wants somebody to love her.
見てわかるように、難しい単語は使われていません。
ですが、これが日本語訳にできない方は
「単語の意味はわかるけど、日本語にできない…」
って感じですよね。
正解はこちらです↓
- ミキと呼ばれるその女の子はジョンのもとへ訪れた。
- 彼女は誰かに彼女のことを愛して欲しい(と思っている)。
英文解釈がイノチ!
ぶっちゃけ、英文解釈力があれば、単語力がそんなになくてもセンター入試で7割程度は取れますし、英検準1級/TOEIC700点以上を取ることも可能です。
ですので、「英語力を伸ばしたい」という方は、まずは英文を正確に読む訓練をたくさん積んでください。
「英単語・熟語」→「文法」→ 「英文解釈」 の順番で訓練を積むすべし!
なお、先ほどの英文にある単語の意味がわからない方は、勉強量が圧倒的にたりていません。
どうしても単語レベルでつまずくという方は、まずは「単語・熟語」「文法」の勉強をオススメします。
コチラの記事に飛んでください。
英文解釈を伸ばすオススメ参考書【厳選3冊】
高校で受験生に対して英語を教えるため、今までに50~60冊以上の文法書を読みあさりました。
その中で見つけた、英文解釈の力を伸ばすために最適な参考書を3冊だけ紹介します。
- 偏差値50以上を目指したい
- 文法復習と英文解釈を同時に勉強したい
- 文法の復習がまとめてできる
- 覚えるべき内容が明確
- 発展問題も充実している
タイトルに「英文法」と載っている通り、英文法を復習しながら英文解釈の訓練ができます。
本書を手にとってみればわかりますが…
レイアウトがめっちゃキレイです!!
そして英文法をわかりやすく分類してくれています!!
今までバラバラな知識として覚えていた英文法も、これを使えば頭の中を整理することができます。
英語の勉強を始めたばかりの人にオススメです。
- 偏差値60以上を目指したい
- 複雑な文を読めるようになりたい
こちらの参考書ですが…
- 基礎から応用までを解説
- 英文読解のためのコツがわかるようになる
- レイアウトが壊滅的
- 解説が長い
- たまに日本語がおかしい
まぁ賛否両論あるのですが…これに代わる参考書はありません。
実際、難関大学を突破している方の多くは、こちらの参考書を使用しています。私も愛用しています。
演習しながら理解していく、というよりは読んで理解を深めていく参考書になります。
「読むだけだとちょっと抵抗がある…」という人には向かないかもしれませんね。
ある程度英語の学習が進んでいる人にオススメです。
- 難関大学突破を目指したい
- 大学入試で出る複雑な文を読めるようになりたい
表紙のイラストのおかげで、なかなか手に取ることを遠慮してしまいがちですが、内容に関しては文句なしです!
- 難関大学の過去問から英文を抜粋
- 難しい英文の解き方を詳しく解説
- 豆知識が充実
表紙で「偏差値が10上がる!」とうたっていますが、実際それくらい上がります。
というのも、この1冊から複雑な英文を読むための考え方・コツをたくさん学ぶことができるからです。
また、本書の問題を解いていくと、難しい英文を目の前にしてもたじろぐことがなくなっていきます。
当然ながら、基礎力(単語力・文法力)がない方には向きません。
本書を使うタイミングですが、単語・文法のインプットが問題ないと言えるようになったときです。
英文解釈後はひたすら多読
英文解釈のトレーニングが一通り終わったら、その後はひたすら多読あるのみです!
たくさん長文を読んで、内容の理解ができているかを確認してください。
この段階までくると、驚くほど長文が読めていることに気がつくと思います。
今まで長文読解が苦でしかなかったのが、いつのまにか楽しく読めるようになっているはずです。
① 単語・熟語を覚える
② 文法を覚える
③ 英文解釈の訓練を積む
④ 長文にたくさんチャレンジする
勉強法で悩んでいる方はコチラ
英語教師として、生徒にオススメしている最強の勉強手順は先述の通りで…
「英単語・熟語」→「文法」→「英文解釈」→「長文読解」
この順番です。これ以上に最適な勉強手順はないと思っています。
「でも、各分野をどのように勉強すればいいの?」 と思っている方もいるかもしれません。
そういう方は、ぜひ 「大学入試 世界一わかりやすい英語の勉強法」を購入してください。
ここに、英語学習のカギが全て書かれています。私が述べている最強勉強手順は、ここで紹介されている勉強法から参考にしています。
一旦勉強をやめてでも、読む価値がある本です。価格は1300円(税別)なので、お小遣い少し削れば買えます。
明日にでも書店にいき、勉強法の極意をゲットしましょう。
WRITTEN BY
りっすん@英語教師
Follow教師歴7年目🇬🇧英検1級取得🇺🇸教師が幸せになれば子供たちも幸せになるはず🌸教育現場を変えていき明るい未来を作っていきたい🗽ブログ・YouTubeで英語勉強法・教育現場について発信中📖🎥