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【速報:2020年大学一般入試】後半戦に向けて【今年も厳しめ】


さて、2020年のセンター試験も終わりました。

ここから大学入試の後半戦が始まりますが… ぶっちゃけ今年も私大の一般入試は厳しくなりそうです

今回は、「2020年のセンター試験を振り返り、後半戦に向けた準備」について紹介したいと思います。

時間があれば、2019年大学入試厳格化の記事もあわせてどうぞ。

本記事の内容
  1. 2020年センター試験の結果【私大一般入試が厳しくなる理由】
  2. 2020年大学一般入試の準備【後半戦に向けて】

2020年センター試験の結果【私大一般入試が厳しくなる理由】

私大一般入試が厳しくなる理由

結論から言いますと、今年も私大一般入試が激化する予想です。

2つの理由
  1. センター試験の平均点⤵️
  2. 国公立大学受験者数⤵️

❶ センター試験の平均点 減少

前年度と比較した、今年のセンター試験の平均点を見てみましょう。

センター試験の平均点 ※河合塾 Kei-Netより

これを見ると、ほとんどの分野で平均点が下がっていますね。

文理ともに平均点ダウン

国公立大で必要になる7科目の受験者平均点も大幅ダウンです。

2019年2020年前年比
7科目文系581点559点−22.0点
7科目理系584点564点−19.2点

センター試験の平均点 ※河合塾 Kei-Netより

成績分布の山を見ると…

①文系・理系ともに左側にシフト
②昨年と比べて最高得点者数が減少

ってことがわかりますね。

センター試験で思うような点数が取れなかったため

国公立大の受験をあきらめ、私立大学の受験にシフトする受験生が増加

という可能性が挙げられます。

❷ 国公立大学受験者数 減少

国公立大学受験者数 ※河合塾 Kei-Netより

前期日程 受験者数

前年比96%にダウン

これは、センター試験の受験者数の減少と連動したカタチです。

また、さまざまな入試スタイルが生まれ、センター試験以外の入試方法で出願している生徒がいることも1つの要因と言えます。

ちなみにセンター試験の受験者数はコチラ⬇︎

2019年2020年前年比
志願者数576,830557,69996.7%
現役者464,950452,23597.3%
既卒者等111,880105,46494.3%

※河合塾センターリサーチ

前年度と比べ、今年は96.7%と下がっています。

簡単に言えば、現役受験者は「少子化問題」、既卒者は「大学入試共通テストの敬遠」が理由です。

※詳しくは「河合塾Kei-Net HP」へ。

後期日程 受験者数

前年比91%と大幅ダウン

この大幅ダウンは、センター試験の得点が思うほど良くなかったことが原因と考えられます。

この数字から、国公立受験から私立大受験にシフトする受験者が出てくることが予想できますね。

やはり、安全策で私立大学を受験する受験者が増えるでしょう

まとめ
  • センターの平均点が低い
  • 安全志向で「私立大学」を受験する数が増加**

    ➡︎「私大一般入試」に受験者が集中する見込み!

特に人気大学の「日東駒専」「成成明学…」「GMARCH」あたりは、昨年と同様、もしくは昨年以上に厳しい戦いになると思います。

❷ 2020年大学一般入試の準備【後半戦に向けて】

2020年大学一般入試の準備【後半戦に向けて】

さて、見えない未来を嘆いていたって仕方がありません。

これから後半戦が始まる人たちに、次のような準備をしてほしいと思います。

① 出願状況を把握する

出願の流れには、敏感になってください。

どの大学のホームページでも、現在の出願状況を確認することができます。受験者がどれほど集中しているのか、どの学部がチャンスかなどを知りましょう。

例えば、コチラは東洋大学の出願状況(1/30現在)です。

東洋大学出願状況

国公立大学の出願状況は、コチラからリアルタイムで確認することができます。

とにかく情報は武器ですので、出願状況には常にアンテナを張っておきましょう。

ポイント💡

志望大学のHPで、「出願状況」を常に確認するべし!

② 地方大学も視野に入れる

今年も首都圏私大の人気は、なかなか下がらないと思います。

特に「日東駒専」「成成明学…」「GMARCH」の倍率は変わらずに高いままでしょう。 理由は簡単で、国公立受験組の滑り止めとして狙われるからです

国公立➡︎私立大学にシフトした場合

①超難関国立 志望者
「早慶上理」を受験 ➡︎「GMARCH」が滑り止め

②難関国立 志望者
「GMARCH」を受験 ➡︎「成成明学…」「日東駒専」が滑り止め

ですので、首都圏の大学だけにフォーカスを置くのではなく、地方の大学にも目を向けてください。

自分のやりたいことができる大学は、首都圏外にだってありますよ。

ポイント💡

首都圏だけではなく、地方大学にも目を向けるべし

③ さまざまな入試方式を利用する

現在は、入試の方法が多様化してきています。

チャンスは大いに越したことはありません。 できるだけ受験機会が増えるような出願方法を考えてください。

絶対にしてはダメな思考・考え方

出願しても、どうせ受からないだろうしな…

これだけは絶対にダメ!

「宝くじは買わないと当たらない。」と同じ考えでして… 「大学も受験しないと合格しません。」

少しでも可能性がある場合、積極的に受験をしていきましょう。

ポイント💡

受験チャンスを多くするため、さまざまな入試方式を利用するべし

④ 出願渋りをしない

「あまりお金をかけたくない」 という理由から同じ難易度の大学を3つに絞った子がいましたが…

結局、全敗して帰ってきました。その子は浪人することになり、もっと費用がかかっています。

この2〜3年の大学受験では、予期せぬことが多く起きています。今年もどうなるかわかりません。

オススメ受験回数

私がオススメしている受験回数は、次の通りです。

  • 超挑戦校    1校(自分の偏差値+5以上)
  • 挑戦校   1〜3校(自分の偏差値+3〜5)
  • 妥当校   1〜3校(自分の偏差値±1〜2)
  • 滑り止め校 1〜2校(自分の偏差値 −3〜5)

それぞれのレベルで1校は受験したいので、最低でも4校にはチャレンジしたいものです。

確かにお金はかかるかもですが、あまり出費を渋って受験の機会を減らすのは得策ではありません

ポイント💡

出願を渋らず、最低でも違うレベルで4校は受験するべし

⑤ とにかく最後まで全力で

最後まで全力で走りきりましょう。

センター試験が終わってから、失速する人もいます。今なら、そういう受験者に差をつけられるチャンスです。

今を一生懸命頑張れた者にだけ、成功が待ってます。最後まであきらめないで!

ポイント💡

自分を信じて、最後まで全力で走りきるべし

自分が志望大学に通う姿を想像しよう

最後まで頑張れるかどうかは自分次第。

心が折れそうで不安に押し潰されているかもしれませんが、そんな時こそ、合格して志望大学に通う自分の姿を思い浮かべてください。

想いが強くなればなるほど、それが原動力になっていくはずです。

繰り返しになりますが、最後まで絶対にあきらめないでください!


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