【教育実習に向けて】心構え、準備するべきことを紹介します


「そろそろ教育実習がスタートしちゃう…」
「どれくらい教育実習にいかないとだめなのかな…」
「どんな準備をしておけばいいのかなぁ…」
「実習先に電話するとき、何を話せばいいんだろう…」
「いろいろ不安で心配…」

このような疑問にお答えします。

本記事の内容
  1. 教育実習の時期・期間
  2. 教育実習時の業務
  3. 教育実習の心構え
  4. 教育実習への準備
  5. よくある質問

教育実習の時期・期間

まずは教育実習の時期と期間を知りましょう。

時期

教育実習の時期ですが、学校によっては次のように分ける場合があります。

1回目:5月中旬〜6月中旬
2回目:10 月上旬〜11 月上旬

学校の行事が少ない時期に教育実習生を受け入れるのがほとんどです。

基本的に、たいていの学生は5月から教育実習が始まると思いますが、受け入れ側の都合で10 月からスタートする人もいます

大学3年生時に、教育実習先へ訪れることになるはずです。その際にだいたいの時期を確認しておいてください。

期間

次は教育実習の期間です。希望の職種・教科で異なります。ざっくりとまとめておきます。

  1. 幼稚園  … 4週間(18 日以上)
  2. 小学校  … 4週間(18 日以上)
  3. 中学校  … 3週間(15 日以上)
  4. 高校   … 2週間(9日以上)
  5. 特別支援 … 2週間(9日以上)

中学・高校の両方の免許取得を考えている人は3週間の実習が必要になります

また、体育の免許取得を考えている人は4週間必要になる場合があります。事前に大学の教授と相談して確認しておきましょう。

教育実習時の業務

さて、教育実習中はどんなことをするのでしょう。簡単にまとめます。

  1. 授業の補佐・授業の実施
  2. 担任業務の補佐・担任の代行
  3. 部活動顧問の補佐

① 授業の補佐・授業の実施

教育実習生の仕事の8割が授業です

必ず1人指導教官の先生がつきますが、その方の代わりに授業をします。指導教官には後ろから見てもらい、授業後にフィードバックをもらう感じです。

教育実習生は、必ず学習指導案を作成しなければなりません。テンプレートは大学でもらうはずですが、もし手元になければこちらを参考にしてください。

流れをまとめるとこんな感じです。

指導案作成 → 指導教官チェック → 授業 → フィードバック → 指導案作成

指導教官が厳しい場合、作成した学習指導案を念密にチェックされます。大切な授業をいただくわけですので、指導案もしっかりと心を込めて作成しましょう。

② 担任業務の補佐・担任の代行

必ずどこかのホームルームに配属されます。初めは後ろに立って観察し、ベテラン担任のホームルームの仕方を勉強します。

慣れてきた頃から、担任の代わりに出席をとったり、回収物の回収などを行います。緊張はしますが、授業よりも心にゆとりを持って取り組めるはずです。

③ 部活動顧問の補佐

授業準備に余裕が生まれると、部活動にも顔を出すようになります。体育の教員志望の方は、授業後の部活動をガッツリ手伝わされるかもしれません。

私の主観ではありますが、授業よりも部活に力を入れることはあってはならないと思っています。教員である以上、まずは授業で勝負です。

授業の準備を完璧にこなしてから、部活の指導補佐に専念してください。

教育実習の心構え

次のことをしっかりと肝に命じてほしいと思います。

  1. ゲストではなく教員のうちの 1 人である
  2. 学ぼうとする姿勢を持つ

① ゲストではなく教員のうちの 1 人である

大学生とは言え、生徒からしてみれば先生なんです。やはり教員としての自覚を持つべきです。

生徒と一緒に悪ふざけをしたり、生徒に対する言葉遣いが雑だったりする教育実習生がたまにいますが、そういう光景を見た先生方からは厳しい評価をされます。

また、本気で教員になりたいと考えている人は、この教育実習での活躍ぶりを管理職(校長・教頭)も見ているということを忘れてはいけません。採用には直接関係していないかもしれませんが、評判は学校から学校へすぐに伝わってしまいます。

もしかしたら、自分の将来にも響くかもしれません。そんな憶測の話にビビっていてもしょうがないので、とにかく 1 人の教員として行動しましょう

② 学ぼうとする姿勢を持つ

何でも自分から知ろうという姿勢を持ってください。具体的にどうすればいいかわからない人は、とにかく疑問に思ったことをメモし、時間があるときに質問するといいと思います

ベテラン教員に聞くと…

「他に自分ができることはありますか?」
「何かお手伝いすることはありますか?」

と常に聞いてくる若手には好感が持てるようです。

実際に体を動かすことによって知れることがたくさんあります!受け身でいるよりも、ぜひ自分からすすんで学校の仕事に取り組んでください!

教育実習への準備

では、教育実習への準備はいったい何をすればいいのでしょう?必要になるであろう準備を紹介します。

① 実習先に電話をする

お世話になる実習先は、大学側が決めて勝手に配属されるわけではありません。事前に自分で電話をしてお願いする必要があります。

約 1 年前、実習直前に電話が必要になるかと思います。電話では要件を簡潔に伝えましょう。

学校への電話のかけ方の例

初めての場合

おはようございます。〇〇大学の〇〇と申します。教育実習のお願いのために連絡をいたしました。ご担当の先生はいらっしゃいますでしょうか?

2回目以降

こんにちは。〇〇大学の〇〇と申します。教育実習の件で連絡をしたのですが、〇〇先生はいらっしゃいますでしょうか?

② 実習に向けた抱負・目的を考える

教育実習の日誌で「実習の抱負・目的」を書かなくてはいけませんね。意外に厄介なのであらかじめ考えておきましょう。

この教育実習で「何を学んでいきたいか」を書けばいいんですよ!それでも「何も出てこないなぁ」という方は下記を参考にしてください。

  • 教育現場でしか見ることのできない教授法を学びたい。
  • ホームルームの担任が子ども達とどのような接し方を心がけているのかを学びたい。
  • 生徒とのコミュニケーションの取り方を身をもって学びたい。
  • 英語の授業では生徒たちに興味を持ってもらえるように、工夫を加えていきたい。
  • 大学での学びを生かし、実践的な教師のあり方を学びたい。
  • 子ども達と同じ目線に立てるよう、関わり合い方を学びたい。

③ 職員室での挨拶

教育実習が始まる際、初日の職員会議で全職員の前であいさつがあります。朝は忙しくて時間がないので、20 秒で終わるあいさつを考えてください

具体的なあいさつは、例文つきでこちらの記事にまとめていますのでぜひ参考にしてください。

④ 授業準備

教育実習が始まる前には、一度実習先の学校でオリエンテーションがあります。

その際、担当予定科目の教科書を借りてください。できれば、教育実習中に教えることになりそうな範囲・分野も指導教官から教えてもらいましょう。

そうすれば事前に教科書の内容を読んでおき、頭の中にいれておくことができます。学習指導案の作成もスムーズにいくと思いますよ。

どのように授業を展開すればいいのかわからない方は、こちらを参考にしてください。

私はいつも、教育実習生に「授業の見方―「主体的・対話的で深い学び」の授業改善」という本を一度は読んでおくようにアドバイスしています。

授業計画の立て方の基礎が学べる一冊でして、これを読んでおくと教育実習のスタートでつまづかないからです。

⑤ お菓子の準備

これは必須ではありません。

初日に「よろしくお願いします」、最終日に「ありがとうございました」という気持ちが伝わるよう、一口サイズでいいのでお菓子を用意するといい印象を持ってもらえます

全教員に渡す必要はありません。同教科の先生・同学年の先生・指導教官の先生など、お世話になった方だけでいいと思います。

今ではメッセージ付きのお菓子もありますので一石二鳥ですね。

余裕がある方はアクティブラーニング型の授業にチャレンジ

授業準備にはものすごく時間がかかります。というのも教育実習のほとんどは「学習指導案の作成」+「授業の作成」で時間が取られるからです。

教育実習が始まってから授業準備・指導案作成をすると時間が足りなくなってしまいます。できるだけ事前に、かつスムーズに取りかかってください。

また、アクティブラーニング型の授業をすると生徒にも教員にもウケます。 今までのチョーク&トーク型から脱した授業を考えたい方はこちらの記事と参考書が参考になるかと。

よくある質問

ここでは、よく質問される内容についてお答えしていきます。

① 教育実習は必ず母校で行わないといけないんですか?

そんなことはありません。地元から離れた大学に通っている人もいますよね。

教育実習をする際、約1年くらい前から実習先の学校にお願いに行く必要があります。事前に大学の教授と、どこの学校に教育実習をお願いするか相談する機会があると思います。

② 中学校と高校の免許は2つ取った方がいいんですか?

取ることをオススメします。しかし絶対ではありません。

理由は中・高一貫校があるので、どちらでも勤務できるようにするためです。採用側もこのことを見越しています。中・高の免許を持っていれば教員採用試験でも合格の可能性が広がります。

③ 絶対に高校の教員になりたいのですがどうすればいいですか?

高校免許だけで勝負すればいいと思います。教員の中には、高校免許しか持っていない人もいます。

中学校に比べると、高校の教員になる方が難しいです。単純に学校数が少ないですからね。しかし、中・高の免許を持っていると「高校で勤務したい!」と希望を出しても通らない場合がありますので注意してください。

④ 教員になろうか迷ってます。

「教員になりたい」という気持ちが少しでもあれば、在学中に教員免許を取得することをオススメします。そのためにも教育実習には行ってください。

教員免許があれば教員になれますが、なければ将来また取得しなおさなければなりません。一般企業を辞めて大学を通う or 働きながら通信大学に通って教員免許を取得する人もいます。

⑤ 教育実習中に就職活動することは可能ですか?

現実的に不可能だと思います。アルバイトも控えた方がいいです。

平日は朝から夕方まで業務のお手伝いをしなければなりません。また、休日も学校行事や部活動の手伝いをする場合があります。


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