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人生初のセンター試験で絶対に失敗しない事前準備・心構え


センター試験に対して今すでに緊張している人も、まだ実感がわかない人も、早めに対策を練りたいところです。

しかし、センター試験を受けるのが初めての場合、直前はどんな準備をすればいいかわかりませんよね。

今回は、初めてのセンター試験で失敗しないための準備・ポイントを紹介したいと思います!

なお、私は現役の高校教師でして、毎年生徒たちの受験の面倒をみており、毎年の生徒たちの成功談・失敗談を聞いているため、皆さんの参考になると思います。

1週間前〜前日の心構え

この時期は、次のことを徹底しましょう。

  1. 持ち物の確認
  2. 試験会場の事前チェック
  3. 試験日程の確認 →  スケジューリング
  4. 日常生活のリズムを保つ
  5. 過去問を解きまくる

① 持ち物の確認

当日に必要な持ち物をあらかじめ用意しておきましょう。

当日に必要なものリスト
  • 受験票・写真票
  • 「受験上の注意」(受験票と一緒に送られた冊子)
  • 学生証・身分証明書
  • 黒鉛筆・シャープペンシル(H、F、HB に限る)
  • プラスチック消しゴム
  • 鉛筆削り(電動式・大型のもの・ナイフ類は不可)
  • 時計(多機能のもの、秒針音のするものは不可)
  • 携帯電話
  • 交通費
  • お弁当・飲み物
  • 必要な参考書
  • 上履き(受験票に「上履き持参」とあれば)

マークシートを早く塗れる便利な筆記用具もあります。最善を尽くための準備をしましょう!

私服で受験会場に行く方は、英語が書いてある服を着ないようしましょう。服を脱ぐように指示されることがあり、そうなったら寒くて試験に集中できなくなり、ゲームオーバーです。

当日にあると助かる(かもしれない)ものも紹介します。

助かる(かもしれない)ものリスト

1. 目薬試験中に目が渇く場合があります。
2. ティッシュ・マスク鼻水に悩まされ、集中力を欠いてしまう場合があります。
3. カイロ・足裏カイロ手先・足先が冷えてしまう人は、ぜひ購入しておきましょう。
4. ひざ掛け・座布団当日に申請すれば使用可能。華美でないものを用意しておきましょう。
5. 雨具当日の天気が急に変わってもいいように用意しましょう。
6. くつ下・下着の予備悪天候の場合、会場に向かう際にくつ下・下着が濡れてしまうかもしれません。ズボン・靴などの予備もあるといいかもしれません。
7. 下痢止め緊急事態はいきなり訪れます!持っているだけでも気持ちに余裕が生まれるでしょう。
8. 腹巻きお腹を壊しやすい方は腹巻きを使いましょう。ダサいと思っているかもしれませんが、実は隠れた救世主です。
9. おやつ休憩時間にチョコレートなどを食べ、糖分をとることをオススメします。

すぐに持ち出せるように、普段使っているものとは別のバッグで準備を進めておくといいでしょう。

当日準備ですと、足りないものに気づいて大急ぎで買い出しに行くなんてこともあるかもしれません。

せかせかしていたら心が乱れます。心の乱れは試験に悪影響を与えるので注意です

ポイント

必要な物を事前に準備し、当日の朝はバッグを持ってすぐに出られるようにしましょう!

② 試験会場の事前チェック

試験会場は、事前にチェックを済ませておきましょう。

試験会場の事前チェックリスト
  • 試験会場の場所
  • 最寄駅
  • 最寄駅〜会場までの道のり・交通手段
  • 最寄駅〜会場到着までの所要時間

会場には、試験開始時刻の1時間前に到着していることが理想です。

当日は他の受験生も大勢いるので、会場までの道のりを間違えることはないかもしれませんが、自分だけでしっかりと会場までいけるようにシミュレーションをしてください!

最善の方法は、実際に会場へ行って下見をすることです。まあ時間も限られているので、無理のないように下調べを済ませてください。

ポイント

会場の事前チェックし、気持ちに余裕を持てるようにしましょう!

③ 試験日程の確認 →  スケジューリング

大学入試試験日程の確認 →  スケジューリング (大学入試センター「受験上の注意」より抜粋)

センター試験は長時間の戦いです。当日の試験日程を事前に確認し、1日を乗り切るための自分だけのスケジュールを立てましょう!

具体的なスケジューリング
  • 前日の就寝時間
  • 当日の起床時間
  • 朝食の時間
  • トイレ・歯磨きの時間
  • 自宅出発の時間
  • 電車に乗る時間
  • 会場到着の予定時間
  • 試験開始・終了時間
  • 昼食の時間
  • 仮眠の時間

頭の中で想像するだけじゃなく、実際に紙に書き出しましょう。携帯のメモ機能でも構いません。いつでも自分の目で見て確認できるようにしてください。

私は昼食の後に必ず眠くなってしまうので、昼食後 10 分間は仮眠の時間をとりました。10 分の仮眠だけでも、なかなかの効果を期待できますよ。

ポイント

当日のスケジュールを書き出し、その流れを何度もイメージトレーニングしましょう!

④ 日常生活のリズムを保つ

規則正しい生活を送りましょう。この1週間は、試験当日のスケジュール通りに生活を送るのが理想です。

遅寝・遅起きは NG

遅くまで勉強して、朝はゆっくり起きて学校に遅刻していき、日中の授業中では寝ていたりしていませんか?

そんな不規則なリズムでは絶対にセンター試験を乗り切れません。

自分のカラダは日々の行動時間を記憶しています。

起きる時間がいつも一緒だとは、目覚ましが鳴らなくてもだいたいそれくらいの時間に起きることができます。

朝遅くに起きる人は、センター試験当日だけ早く起きるのは難しいはずです。授業中に寝ている人は、試験中に眠くなるかもしれません。

生理現象もコントロールできる!?

実は、トイレなどの生理現象もある程度コントロールができます。

「朝起きてから30分後にトイレに行く」のように、ルーティーンを毎日繰り返していれば、自分の体が勝手にそのリズムに慣れてきます。

試験当日も、その時間にトイレをすることができるはずです。

トイレを我慢するのは厳禁です。試験中に行きたくなってしまうと、試験どころではなくなりますので。

ポイント

1週間前からは、試験本番のスケジュールを意識して日々を過ごしましょう!

⑤ 過去問を解きまくる

最後は、センター試験の過去問を何度も解くことです。とにかく何度も過去問を解いて、試験の傾向に慣れていきましょう!

本番と同じように、時間を計って解答するといいでしょう。机の上に置く道具(筆記用具・時計)なども本番で使うものを置いてみてください。

ポイント

過去問を解きまくって、問題慣れしましょう!

当日の心構え

試験当日に心がけることは、次の通りです。

  1. ゆとりを持つ
  2. 万全なコンディションを作る
  3. 動揺しても冷静に対処
  4. 目の前の試験に集中

① ゆとりを持つ

起床・食事・会場到着など、すべての行動にゆとりを持ってください。

「あ、忘れ物した!」「乗るはずの電車に乗れなかった…」こんな風に予期せぬ出来事が起きてしまうと、心にゆとりを持てなくなり焦ってしまいます。

時間ギリギリに会場に到着するのは絶対にやめましょう。よっぽど経験を重ねてない限り、そんなことをしたら焦るだけです。

受験生にとって「焦り」は強敵です。自分のペースを見失ってしまうからです。

自分のスケジュール通り行動せよ

何度もイメージトレーニングをした自分の計画どおりに行動しましょう。

※当日、公共交通機関の乱れが発生することも頭に入れておきましょう。センター試験の時期はいつも雪が降りますからね。電車が止まったときの交通方法も考えておく必要はあります。

② 万全なコンディションを作る

試験で全力を出すために、現場の環境・自身の体調を整えることは必須です。

試験会場での防寒対策や、腹痛・鼻水などの緊急事態の対処は事前準備をしっかりとしていれば防ぐことができます。

ある程度は自分の力で万全なコンディションを作ることができるので、準備を怠らないようにしましょう。

③ 動揺しても冷静に対処

当日、非常事態がおきてもなるべく動揺しないように!

と言っても、これって結構むずかしいなんです。

おそらく、初めてのセンター試験であれば何度か動揺する場面があるとおもいます。しかし、そのたびに深呼吸をしてすぐに冷静さを取り戻しましょう。

試験傾向の変化を楽しめ!

センター試験の傾向は、毎年少し変化します。

過去問で解き慣れていた問題が変わってしまえば動揺するのは当然です。しかし、それは他の受験生も同じことです。

いつまでも「なんで変わったの!まじショック!」なんて考えてはいけません!

気持ちを切り替え「へー、今回はこんな問題で出題するんだー。他の受験生もきっと驚いてるんだろうなー」みたいに前向きに考えて試験に臨んでください。

④ 目の前の試験に集中

周りの受験生がめくるページの音、マークシートを塗りつぶす音、そんなことを気にしていてはダメ!

周囲のペースにまどわされ、自分のペースを忘れないでください!万全のコンディションを作ったら、とにかく目の前の試験に挑戦あるのみです!

試験後の心構え

試験後に心がけることは、次の通りです。

  1. センター試験の反省をする
  2. すぐに切り替える

① センター試験の反省をする

試験が終わったら、今回の準備から試験にいたるまでの反省をしましょう。

  • 何がよかったか/わるかったか?
  • なぜ成功したのか/失敗したのか?

失敗した経験は次に活かせる場合がほとんどです。同じ轍を踏まないよう、しっかりと振り返りましょう。

② すぐに切り替える

次の試験に向け、気持ちを切り替えましょう。

1月末〜3月に一般試験、国公立2次試験を控えている受験生がほとんどのはずです。

いつまでもセンター試験を乗り切った達成感に浸っている場合ではありませんよ。

結果が悪くても気にしない

センター試験では緊張のあまり、自分のベストを出せない人もいます。

現に、教え子の中でセンター8割以上は取るだろうと思っていた生徒が、撃沈して帰ってきたことがあります(6割程度)。しかし、その生徒は2月の試験でしっかりと早稲田大学・上智大学に合格してくれました。

今回のテストであまりいい結果を残せなかったとしても、気を落とさないでください。この失敗は次に活かせるはずですので、気持ちを切り替えて着実に勉強をしていきましょう!

まとめ

センター試験で成功するためには、「これまでの努力」+「これからの意識」が必要です。

この1週間でできることは、相当限られています。無理やり勉強して、体を壊しては意味がありません。勉強の量も適度に減らし、規則正しい生活を送れるように心がけてください。


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