受験で失敗しないためのホテル（宿）の予約と選び方【要注意事項も】

地方の学校を受験する場合、前日からホテルに泊まる必要があります。

学生の方は、ホテルを予約することはほとんど無いので、

「ホテルはどれを選べばいいの？」

「そもそも、どうやって予約するの？」

「チェックインって何？

といった心配を抱えてると思います。

そこで今回は、受験で失敗しないためのホテル選び方から、注意すべきポイントをご紹介します。

受験時のホテル選びのポイント

受験先の学校から近いホテルを選ぶ

ちょっとくらい値段が高くても、受験会場から近い方がいいです。

受験会場から遠いホテルを選ぶ場合、当日はタクシー・電車・バスで学校に向かうと思いますが、注意すべきことがあります。

ホテルが受験会場から遠い場合のデメリット

受験会場へ行くまでにタクシー・電車・バスを利用する場合、とにかく渋滞が危険です。

当日はあなた以外にも受験生がたくさんきます。普段以上の人が来ることにより、道路が渋滞し、タクシーやバスが遅れることがあります。

電車の場合でも、何らかのトラブルで遅延する可能性があります。電車がトラブルにより運休にでもなってしまうと、どうにもなりません。タクシーやバス乗り場は即座に長蛇の列ができてしまい、乗るまでに数十分以上かかってしまうでしょう。

コンビニが近いホテルを選ぶ

コンビニが近いホテルを選びましょう。

なぜなら朝食や夕食が簡単に手に入るからです。また、携帯の充電器を忘れてしまっても、モバイルバッテリーが簡単に手に入るメリットがあります。

当日、急な発熱や下痢にかかってしまっても、薬が簡単に手に入り、安心です。

受験時のホテル予約のポイント

早めの予約が基本

ホテルは早めに予約しましょう 受験日は地方から受験生がたくさん来るため、立地の良いホテルがすぐに埋まってしまいます。それ以外にも例えば運悪く、コンサートや何かの大きなイベントと受験日が重なってしまった場合、ホテルは一瞬に埋まってしまいます。

年々と外国人観光客が増加していますので、京都や大阪などの観光地でホテルを探す方は、とにかく早めに予約しておきましょう。

いつから予約可能かを確認

早めの予約をするとしても、何ヶ月前から予約可能かはホテルによります。

受験する学校が決まった段階で、受験会場周辺のホテルをチェックし、良さげなホテルの公式サイトで何ヶ月前から予約可能かを確認しておきましょう。分からない場合は直接電話で問い合わせればOKです。

ホテルのキャンセルは何日前まで可能か確認

ホテルのキャンセル料は何日前から発生して、いくらかかるか確認しておきましょう。
ホテルの公式サイトで確認できるはずですが、わからなかった場合は直接電話で問い合わせましょう。

ホテルによりますが、宿泊予定日の２日前までのキャンセルなら、キャンセル料は一切かからなかったりします。

あらかじめ受験日の目処が付いているのであれば、早めにホテルを予約しておいて、受験日が確定した段階で宿泊日を変更すれば良いのです。受験しない場合キャンセルしましょう。

電話予約よりWEB予約が安心

WEB予約の場合、登録完了メールが届くため、「どこのホテルに、何日から予約したか」を簡単に確認でき、安心です。

予約はホテルの公式サイトから予約するか、楽天トラベルやじゃらんといったホテル予約サイトから予約可能です。

ホテルは何泊すべき？ → ２泊して観光しましょう。

地方の受験では、前日泊が必須です。せっかく遠いところまで行くのですから、受験後も１泊して（合計２泊）、ゆっくり観光を楽しんではどうでしょうか。

受験がまだ残っていたとしても、気分転換のためにも息抜きはした方が良いですよ。

１人で泊まる？親と泊まる？

それはあなた次第です。

知らない土地のホテルに、高校生一人で泊まる経験は滅多にないはずです。そのため、ご両親が一緒についてくれているだけで、変なところで心配する必要がなくなり、安心して受験会場まで行くことは断言できます。

ホテル予約時に確認すべきこと

朝食の有無と時間

朝食の有無は予約時に選ぶことができます。

朝食の時間は決まっているため、ゆっくり食べる時間が確保できるようなら、朝食もつけておきましょう。

机や照明はあるか

前日も最低限の勉強をしておきたい学生は多いはずです。

宿泊するホテルに机や照明があるかを確認しておきましょう。

WEBサイトから確認できますし、電話で直接問い合わせてもいいでしょう。

チェックイン・チェックアウトの確認

チェックイン（ホテルで宿泊の手続きをすること）時間を確認しておきましょう。一般的に15時ですがホテルによってはもう少し早かったりもします。

チェックインが15時と言われたら、15時以降でないと部屋に入れないということです。13時くらいに早く着いたとしても待つしかありません。

ホテルによってはアーリーチェックイン（追加でお金を払うことで、早く部屋に入れること）があったりもします。

また、チェックアウト（部屋のキーを返却して、ホテルを出ること）の時間も確認しておきましょう。

一般的には１０時がチェックアウトの時間です。チェックアウトが10時と言われていて、寝坊をして10時前にホテルを出なかった場合、延泊分（さらに１泊分）を支払う必要がありますのでご注意を。

ホテル予約のよくある失敗

受験直前でホテルを探したら、どこのホテルも全部埋まっているということはよくあることです。そうなった場合、仕方なしに凄く遠い駅のホテルを予約することになってしまうでしょう。

直前でホテルが見つからない場合の対応策については、この記事の後半に書いてます。

ホテルのチェックイン後

受験会場へのアクセスを下見

当日慌てないように、受験会場までの道のりを下見しておきましょう。

大学受験する方は、大学の敷地内に入り、受験会場先の建物の位置を確認しておくと良いでしょう。大学は基本的に一般人が入れるように開かれています。大学は中学・高校と違い、敷地がものすごく広いため、会場を間違える方が割と多いです。

コンビニの場所

コンビニはとても便利なので、どこにあるか確認しておきましょう。

タクシーの予約（必要な方のみ）

会場までタクシーで行こうと考えている方は、タクシーを予約しておきましょう。

自分で予約する必要はありません。ホテルのフロントに「明日の○○時にタクシー１台予約お願いします」と伝えればOKです。

前日に焼肉や寿司を食べるのはやめよう。

受験当日に食中毒などでお腹を壊さないようにするため、生ものは避けておきましょう。焼肉も火加減によっては翌日お腹を痛めてしまいます。

受験当日にお腹が痛くならないか心配な方へ

お腹を壊しやすい方は、「当日のお腹は大丈夫かな」と、とても心配になりますよね。

受験は大抵、お腹が冷える冬に行われるため、お腹の弱い方は対策が必須になります。

対策としては、①下痢止めの用意、②腹巻きが有名ですね。

個人的には腹巻きが最強でした（一度も受験会場先でお腹を壊したことがありませんでした）。腹巻きをすることでお腹が温まり、お腹を壊しにくくなります。シャツの下に着るため、周りの友達にもバレませんよ。

腹巻きってダサいイメージがありますが、お腹を壊さないならファッションとかどうでも良いですよね（周りから見えませんし）。腹巻きは私にとっての救世主でした。

【緊急】ホテルが取れない場合【どこも満室】

どこのホテルも埋まっていて、宿が確保できない！！と焦っている方。

落ち着いて、次の方法を試してみてください。

少し遠い範囲のホテルを探す

近場で見つからなければ、しょうがないので遠いエリアのホテルを探しましょう。ただし、当日のアクセスを考えて、駅の近くのホテルを探したほうが良いでしょう。

るるぶ等の予約サイトでホテルを探す

旅行代理店がホテルの宿を確保している場合があります。そのため、ホテルの公式サイトでは空き部屋が無くとも、るるぶトラベルなどのサイトで調べると空いているパターンがあります（逆も然りです）。

カプセルホテル・サウナで検索

カプセルホテルも当たってみましょう。都市部であれば、カプセルホテルは結構ありますよ。また、サウナで検索するとカプセルホテルが検索結果に出てくることもありますので、カプセルホテルでも良いやという方は一度検索を。

ゲストハウス、ユースホステル

ゲストハウスやユースホステルとは格安の宿泊所のことで、知らない方と相部屋のケースが多いです。

海外では一般的ですが、最近では日本でもゲストハウス・ユースホステルが増えてきているため、一度探してみてはいかがでしょうか。外国人や一人旅をしている方の利用が多く、知らない方とワイワイ交流することができます。

民泊

民泊も探してみましょう。

民泊サイトで有名なAirbnb（エアビーアンドビー：通称エアビー）の登録物件数も増えてきており、一般人が使っていないマンションの部屋を貸し出していたりします。

ホテルが埋まっていても、エアビーの部屋は空いていたりしますよ。

漫画喫茶（インターネットカフェ）は宿泊不可

高校生未満の方は、漫画喫茶（インターネットカフェ）の深夜利用ができません。つまり宿泊することができません。ご注意ください。

諦めて高級ホテル

高級ホテルが空いていたら、諦めて宿泊してはいかがでしょうか。

当日わざわざ遠い場所から受験会場へ向かい、何かのトラブルに巻き込まれて受験が台無しになってしまうリスクを背負うくらいなら、高級ホテルに泊まった方が良いかと。

ホテル探しとか面倒でやってられないアナタへ。受験生プランがあります。

「正直、どこのホテルが良いかなんて調べるのが面倒」

「そんな時間があったら勉強したい」

そういう方はＪＴＢの受験生プランを申し込みましょう。楽チンです。

本番まであとひと踏ん張りです。自分を信じて、頑張ってください！！応援しています！