【現役高校教師が語る】英検1級合格の3つのポイント【勉強法も紹介】
2019 年度、第2回英語検定で1級を受検しまして…
見事合格することができました。
英検1級に合格することができました🌸
— ワトソン@英語教師 (@Watsonglish) November 19, 2019
対策期間1年
試験回数2回
約1年間、ほぼ毎日1時間ずつ勉強してきたので、無事に合格できてホッとしています☺️
スコアはまだまだだけど、これからも英語の勉強に力を入れていきます💪#英検一級 #英検合格 pic.twitter.com/ILpVei2AvV
1年前から、仕事をしながら英検の勉強をしていましたが、ようやく実りました。
今回は 「英検1級を合格するためのポイント」 をまとめたいと思います。
- 英検1級に合格するためのポイント
- 合格までの道のり【約1年かかりました】
- 英検1級合格のための勉強法
英検1級に合格するためのポイント
結論から言いますと、次の3つが超重要です。
- 毎日コツコツ勉強を重ねる
- 目標を持ち続ける
- 英検を受け続ける
毎日コツコツが超重要
英語の最強勉強法って、「毎日コツコツ勉強すること」だと思います。
英検1級に合格することができました🌸
— ワトソン@英語教師 (@Watsonglish) November 19, 2019
対策期間1年
試験回数2回
約1年間、ほぼ毎日1時間ずつ勉強してきたので、無事に合格できてホッとしています☺️
スコアはまだまだだけど、これからも英語の勉強に力を入れていきます💪#英検一級 #英検合格 pic.twitter.com/ILpVei2AvV
「継続は力なり」という言葉がありますが、まさにその通り。どんなに良い勉強をしていても、継続することにまさるものはありません。
1日8時間勉強して2〜3日空くより、毎日数十分でも勉強ができた方が絶対に効果的です。
とくに1級の単語は、何度も見ないと覚えられません。なかなか時間が取れないと思いますが、「毎日コツコツ」を大切にしてください。
目標は原動力
基本的なことですが、やっぱり目標がなければ頑張れません。
意志も弱くなるので、途中で挫折するのがオチですね。
英語検定1級の勉強が苦しい…やっぱり英単語の定着には時間がかかりますね。
— ワトソン@英語教師 (@Watsonglish) November 9, 2018
それでも、3週間かけて500語くらいまできたところで、新しく出てくる語に見覚えがあったりして楽しくなってきました。
さて、1月の試験までに間に合うのだろうか…
ぶっちゃけ、1級の勉強をしている時、何度も心が折れました。それでも頑張れたのは「絶対に合格したい!」という強い意志があったからです。
チャレンジしなければチャンスを掴めない
そして当然ですが、英検を受けなければ合格はありません。
たまに「まだ受検は早いかな…」と言って、受検を諦める人がいますが、それではいつまで経っても合格に近づけません。
受検してわかることがある
私は英検1級を2回受験しましたが、1回目は不合格でした。
その結果がコチラです。
この不合格から、自己分析をしてわかったことが2つありました。
- 単語力がたりない
- ライティング力がたりない
ここから、ひたすら単語とライティングの勉強をして、合格した結果がコチラになります。
リーディングは少し伸びましたが、大きく変わったのはライティングですね。
おそらく、書き方に慣れたというのもそうですが、前と比べて使う語彙も明らかにレベルが上がりました。
試験を受けて初めてわかることがありまして、それを反省・修正しながら受検することも大切です。
挑戦する → 結果を分析 → 勉強法を見直す → またチャレンジ
これを繰り返すことが、英検1級を突破するポイントです。
合格までの道のり【約1年かかりました】
この1年間の勉強を振り返ります。
2018 年 10 月
英語検定1級取得に向けて、勉強を始めました。「でる準備パス単」で単語勉強をしていますが、1ページ進むたびに知らない単語が増えていって頭がパンクしそうです。そして気づきましたが、まだまだ知らない語が多すぎます。これでよく英語の先生ができているなと思いますね。
&— ワトソン@英語教師 (@Watsonglish) October 13, 2018
実際、本格的に勉強を始めたのは 2018 年 11 月からでした。
「でる順パス単 英検1級」を使って、ひたすら英単語の勉強です。
2018 年 11 月
勉強開始から約1ヶ月目。
英語検定1級に向けて勉強を始め、約1ヶ月が経ちました。「出る順パス単」をやっていて、初めは単語がわからなくて心が折れていましたが、最近は徐々にわかりつつあります。
— ワトソン@英語教師 (@Watsonglish) November 27, 2018
やっぱり単語勉強は反復が大切だと強く感じましたね。。。1月の英検に向けて引き続き頑張ります。
最初の1ヶ月間で、何度も心が折れました。勉強効率も最悪です。
2019 年 1 月
勉強開始から約3ヶ月目。
英検1級終了。対策時間が足りなくてパス単も1000語くらいまでしか覚えてなかったけど、それでも太刀打ちができた感じはするなぁ。
— ワトソン@英語教師 (@Watsonglish) January 27, 2019
問題はライティングとリスニング。準1級よりはるかにレベルがあがってて難しかった…
でもやりがいがあって楽しめました🤭次回までに完璧に対策してみせます🔥
2018 年度第3回。英検1級を初受検。
この時、「でる順パス単」は 1000 語程度までしか進んでいません。
英検1級の勉強を本格的に勉強し始めてから約3ヶ月目。仕事の合間を縫ってコツコツと単語を覚えていき、ようやくパス単の半分までマスターしました。道のりは長いですが、まだまだこれから頑張ります。 pic.twitter.com/SllKfGwRxF
— ワトソン@英語教師 (@Watsonglish) February 3, 2019
結果は不合格でしたが、「でる単(単語帳)」が半分程度の進み具合でも、合格ラインギリギリまでいけるとわかったのが収穫です。
2019 年 6 月
勉強開始から約 7 ヶ月目。
校務のため、1級を受検できず。無念…
2019 年 9 月
勉強開始から約 10 ヶ月目。
英検1級の勉強を始めて約10ヶ月。
— ワトソン@英語教師 (@Watsonglish) September 6, 2019
始めは出る単を開いても「絶対無理!」ってずっと思ってたけど、今ではページをペラペラとめくれるようになり
ハリーポッターを英語で読んでて楽しく感じます。
今回で絶対受かるぞ!
この辺りから、勉強スピードが爆上がりしました。
10 ヶ月間、ほぼ毎日勉強を重ねてきたおかげで、単語帳もペラペラめくれるようになりました。
2019 年 10 月
勉強開始から約 11 ヶ月目。
2019 年度第2回。英検1級2回目の受検にて1次試験突破!
英検1級 一次試験合格しました🌸
— ワトソン@英語教師 (@Watsonglish) October 21, 2019
二次試験に向けて頑張ります💪 pic.twitter.com/KTss7WpVr8
1次試験合格後は、ひたすらスピーキングの対策です。
【英検1級二次対策中】
— ワトソン@英語教師 (@Watsonglish) October 24, 2019
常駐のALTと練習して4日目。少しずつですが、ようやく解答のコツが掴めてきました😌
そして自分の中で得意・不得意のトピックがわかってきました。
◉得 意…教育、AI、動植物
◉不得意…経済、医療、政治
2019 年 11 月
勉強開始から約1年。
2 次試験も突破でき、無事1級に合格できました!
長い目で見た合格ビジョンが必要
英検1級を合格するまでに、どれだけ時間がかかるかは人それぞれ。
たった1ヶ月で合格する人もいれば、5年かかる人だっています。
ポイントは「毎日コツコツ」「目標を持つ」「受検し続ける」だけでして、焦らずに自分のペースで英検の勉強を続けていれば、絶対に合格できます。
何度も心が折れるかもしれませんが、合格を信じて英語の勉強を楽しんでください!
英検1級合格のための勉強法
私が英検1級に向けて勉強していたことは、2つしかありません。
- 「でる順パス単」を何度も繰り返す
- 試験1ヶ月前:がっつりライティング対策
ぶっちゃけ、この1年間単語の勉強くらいしかしていません。
強がって「ハリーポッター」や「TIMES」を読んだりしましたが、私の場合、すぐに飽きてしまうのであまり効果がなかったなぁと思います。
◉ 英検1級オススメ英単語帳
単語帳は、でる順パス単が超オススメです。私は、この単語帳を最低でも 100 周はしました。
1周〜10 周するくらいまでは時間がかかってしまいますが、徐々にページをめくるスピードがあがっていきます。
ただ、やっぱり難しい単語ばかりなので、覚えるのに相当な時間がかかると思います。
英単語の勉強法については、コチラで紹介しています。
◉ 英検1級オススメライティング本
試験の1ヶ月前から、ライティングの対策を始めました。
その時に使った対策本が「英検1級英作文問題」です。
さまざまなトピックに対して、「賛成」「反対」の両方の解答例が用意されているので、1題で2回対策することができます。
また、巻末についている「時事問題集」が絶品でして、さまざまな問題に関する「考え方」を教えてくれます。実際、これは2次試験でも大いに役立ちました。
ライティングが合否を決める
実は、ライティングの配点は他のセクションよりも高く、リーディング・リスニングで1点取るよりも、ライティングで1点を取った方が高く評価されます。
ライティングで高い評価を狙うには、「語彙力」が必要でして、簡単すぎる単語を使っていては高得点はもらえません。
「文章力」も大切になりますので、いろんな文を書いてパターンを覚えていく必要があります。
対策は 10 題くらいで OK
対策するトピックは、多いに越したことはありません。
ですが、対策していくうちに文のパターンも覚えてくるので、だいたい 10 題(10 回)くらいで OK だと思います。
大切なのは、ガムシャラにいろんなお題にチャレンジするよりも、数は少なくても良いから文の構成・語彙などにこだわること。
良質なエッセーほど、どんなトピックでも使い回しが可能になりますし、頭に残りやすいです。
何から始めればいいかわからない人へ
あーだこーだ言いましたが、まずは「語彙力」をつけましょう。
「語彙力」があがれば、ライティング力の向上にもつながります。
時間がかかりますが「でる順パス単1級」をマスターする頃には、合格のカウントダウンが始まっているはずです。
自分の合格した将来像を思い描きながら、日々頑張ってください!
なお、英検1級を取ってから自己成長を感じることがたくさんありました。コチラについては、次で紹介していますので参考にしてください。
WRITTEN BY
りっすん@英語教師
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