【英検CBT】英検との違いをまとめました【徹底比較】
「英検と英検CBTの違いってなに?」
こんな悩みにお答えします。
英語の外部資格テストが劇的に変わってきていますが… ようやく英検CBTの全貌がわかってきましたね。
今回は、英検と英検CBTの違いについて書いていきます。
- 英検CBTとは
- 英検と英検CBTの違い
- 英検CBTの対策はこちら
英検CBTとは
もう知っている方も多いと思いますが、簡単に復習しておきましょう。
英検CBTとは… コンピュータ上で受験する英検のこと!
従来の英検を、コンピュータで受けるだけです。
英検CBTで合格すれば、英検と同じ資格として認められます。
また、テストのレベルや内容に一切の変化はありません。
しかし、英検との違いはたくさんあります。
違いを次にまとめました。
英検と英検CBTの違い
- 日程が違う
- 試験日が違う
- 受験可能な場所が違う
- 受験可能な級が違う
- 受験料が違う
- ライティングが違う
- スピーキングが違う
①日程・スケジュールが違う
英検
英検 | 内容 |
---|---|
1次試験 | リーディング リスニング ライティング |
2次試験 | スピーギング |
英検CBT
英検CBT | 内容 |
---|---|
1日で終了 | リーディング リスニング ライティング スピーギング |
英検では、1次試験を突破しないと2次試験を受けられません。
一方、英検CBTでは 1日で4技能を測ることができます。
②試験日が違う
英検
英検 (年3回) | 実施される月 |
---|---|
第1回 | 6月 |
第2回 | 10月 |
第3回 | 1月 |
英検CBT
英検CBT (年12回) | 実施される月 |
---|---|
第1回 | 4月・5月・6月・7月 |
第2回 | 8月・9月・10月・11月 |
第3回 | 12月・1月・2月・3月 |
英検は年に3回実施していますが、英検CBTは毎月実施しています。
ですが、1検定回につき各級を1回しか受けられないので注意が必要です。
たとえば、4月にCBTの3級を受験して落ちてしまった場合、次に3級を受けられるのは第2回目の8月以降になります。
結局、CBTも年に3回しか受けられなそうですが、普段の英検よりもチャンスは多そうです。
③受験可能な場所が違う
英検は全国で受けられますが、英検CBTは場所が限られています。
試験種類 | 受験可能地域 |
---|---|
英検 | 47都道府県で実施 |
英検CBT | *16都道府県で実施 |
北海道・青森・宮城・栃木・埼玉・千葉
東京・神奈川・石川・愛知・京都・大阪
兵庫・広島・福岡・沖縄
16都道府県の中でも、受験できるエリアは都市部に限られています。
まだまだ課題が盛りだくさんのようです…
④受験可能な級が違う
試験種類 | 受験可能級 |
---|---|
英検 | 5級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級 |
英検CBT | 3級・準2級・2級・準1級 |
英検は全ての級を受けられますが、英検CBTでは4つの級しか受けられません。
⑤受験料が違う
級 | 英検の検定料 | 英検CBTの検定料 |
---|---|---|
1級 | 9,500円 | - |
準1級 | 7,600円 | 9,800円 |
2級 | 6,500円 (5,500円) | 7,500円 |
準2級 | 5,900円 (4,900円) | 6,900円 |
3級 | 4,900円 (3,900円) | 5,800円 |
4級 | 3,600円 (2,600円) | - |
5級 | 3,000円 (2,000円) | - |
*( )内は準会場の検定料です。
英検CBTの方が割高ですね…
まあ、コンピュータ施設を整えるにはやっぱりお金がかかりますからね。
⑥ライティングが違う
試験種類 | ライティング方式 |
---|---|
英検 | 解答用紙に記入 |
英検CBT | キーボードで英文を入力 |
キーボードの操作に慣れていない人は、CBTのライティングは苦労しそうです…
⑦スピーキングが違う
試験種類 | スピーキング方式 |
---|---|
英検 | 面接官に向かって発話(面接式) |
英検CBT | ヘッドセットに向かって発話(録音式) |
英検CBTは、マイクに向かって英語を話します。
「面接官と話すのは緊張する…」という方に向いているかもしれませんね。
ですが、私も受けたことがあるんですが…
「隣の人の発話が気になって集中できない!」
というデメリットもあります。
同じ部屋に何十人も受験者がいるので、仕方ないのかもしれません…
- ぶっちゃけ、試験問題に違いはなし
- ライティングとスピーキングは慣れる必要あり
合格のチャンスは確実に増えます
従来の英検3回分+英検CBT3回分を1年間で受けることができます。
つまり、1年間で6回受験可能です!
受験できる回数が増えますので、合格のチャンスも確実に増えますよ。
英検CBTの対策はこちら
- リーディング&リスニング…今まで通り
- ライティング…タイピングに慣れよう
- スピーキング…マイクを使った会話に慣れよう
①リーディング&リスニング…今まで通り
英検も英検CBTも、問題内容に変化はありません。
「英検の勉強=英検CBTの対策」 になります。
なお、「英検に向けた勉強法って?」という方は、こちらの記事で説明しているので、参考にしてください。
②ライティング…タイピングに慣れよう
慣れていないと、キーボードで文字を入力するのは大変です。
しかも、英検CBTでは英語入力になりますので、なおさらキツイです。
キーボードを使い慣れていない方は、事前にタイピングを練習する必要があります。
インターネットでは、ゲーム形式の無料練習サイトがたくさんあります。
③スピーキング…マイクを使った会話に慣れよう
なかなかマイク越しで英語を話すことってありませんよね。
ここでは、一番の対策方法として「オンライン英会話」をオススメしています。
オンライン英会話を利用すれば、スピーキング力だけでなくリスニング力も爆上がりです!
英検CBT対策のまとめ
英検CBT対策のまとめは次の2点ですね😇
- タイピング入力することに慣れよう!
- マイク越しに喋ることに慣れよう!
なお、以前の記事でも、英検CBT対策について紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
Youtubeでも英検対策講座を発信していますので、よければチャンネル登録お願いします😊
WRITTEN BY
りっすん@英語教師
Follow教師歴7年目🇬🇧英検1級取得🇺🇸教師が幸せになれば子供たちも幸せになるはず🌸教育現場を変えていき明るい未来を作っていきたい🗽ブログ・YouTubeで英語勉強法・教育現場について発信中📖🎥