前置詞 intoのイメージと使い方【例文あり】
今回は、前置詞の「into」について勉強していきましょう!
- 前置詞 intoのイメージ
- intoを使った例文
- intoを使った熟語・表現
- 前置詞の理解を深めたい方へ
前置詞 intoのイメージ
前置詞 intoは、「in(〜の中へ)」と「to(到達)」の2つが合わさった語です。
よって、into の基本イメージは 「中へ入っていく」になります。
意味は「〜の中へ」が基本となりますが、ここからさまざまな意味に派生します。
イメージ:「中へ入っていく」
意 味:「〜の中へ」
では、ここから例文を交えて、それぞれの意味を確認していきましょう。
into を使った例文
空間に入る
into のイメージである「中へ入っていく」は、「場所」・「空間」と相性がいいので頻繁に使用されます。
She got into her car.
彼女は自分の車の中へ入っていきました
I walked into the park.
私は公園の中へ歩いていきました
ここからイメージが以下のように派生していきます。
深く入り込む
どんどんと中へ入り込んでいくイメージから、「調べる」「夢中である」などといった意味に広がります。
The police looked into his background.
警官は彼の身元を調べました
I’m into you.
私はあなたに夢中です
ぶつかる
ある物の中へ入ろうとしてぶつかるイメージから、「衝突」の意味に広がります。
The bike crashed into a traffic light.
バイクが信号機に衝突しました
I ran into him at Ueno Station.
私は上野駅で彼にたまたま会いました
ある状態に変化する
ある状態の中へ向かっていくイメージから、「変化」を表す際に使用されることがあります。この場合、意味は「〜になる」がふさわしいでしょう。
The caterpillar turned into a beautiful butterfly.
毛虫が美しいチョウになりました
The little girl burst into tears.
少女が急に泣き始めました
intoを使った熟語・表現
空間に入る
- break into ~「~に押し入る・侵入する」
- come into ~「~に入ってくる」
- dive into ~「~に飛び込む」
- get into college「大学に入学する」
- plug A into B「A を B につなげる」
深く入り込む
- cut into ~「~に食い込み・切れ目を入れる」
- go into detail「詳細に説明する」
- look into ~「~をよく調べる」
- pass into ~「~の一部となる」
- see into ~「~の奥まで見える・調査する」
ぶつかる
- bang into ~「~にぶつかる」
- bump into ~ / run into ~「偶然~と出会う」
- crash into ~「~に衝突する」
- plow into ~「~に突っ込む」
- talk into ~「~に向かって熱心に話す」
ある状態に変化する
- burst into ~「急に~になる」
- change[turn] into ~「~に変化する」
- get into trouble「面倒なことになる」
- put it into words「言葉で表現する」
- translate A into B「A を B に訳す」
前置詞の理解を深めたい方へ
英語学習者にとって、前置詞って結構厄介モノですよね。
意味は文によって変わりますし、前置詞が絡む熟語って無数もあります。
前置詞をマスターする上で大切なのは、意味を覚えることではなく「イメージ」を理解することです。
前置詞をイメージで覚えられる参考書がありますので、ぜひこれらを手にとってみてください。間違いなく英語学習の助けになります。
WRITTEN BY
りっすん@英語教師
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