前置詞atのイメージと使い方【例文あり】

今回は、前置詞の「at」について勉強していきましょう!

前置詞at のイメージ

前置詞atのイメージ

atのイメージは 「点」です。「一点集中!!」て感じです。

意味は「〜に、〜で」などになりますが、意味で覚えるよりイメージで覚えた方が圧倒的にいいです。

at

イメージ:「点」
意味 :「〜に、〜で」

「点」のイメージから、さまざまな意味に派生します。覚えるのに苦労する前置詞の1つですが、イメージさえつかめればOKです!

使っていくうちにマスターできればいいと思います。

では、ここから例文を交えて、それぞれの意味を確認していきましょう。

at を使った例文

①「時点」

I get up at 6 o’clock every day.
私は毎日6時に起きます

I hope to see you at the graduation.
卒業式の時にお会いしたいものです

She started skating at the age of 5.
彼女は5歳の時にスケートを始めました

※時間を一点集中します。例文を見ると、それぞれ「6時」「卒業式」「5歳」を一点集中していますね。時間軸上の一点を指差すイメージになります。

②「地点」

前置詞atの地点イメージ

地図である場所を指差しているイメージになります。

He lost his wallet at the airport.
彼は空港で財布をなくしました

Lucy is getting on very well at school.
ルーシーは学校で勉強をがんばっています

Mom met me at the door.
ママが玄関で出迎えてくれた

※起こった出来事の場所を一点集中していますね。

③「価格」「速度」「程度」

前置詞atの「価格」「速度」「程度」イメージ

メモリ上の数値を一点集中するイメージです。

I got my car at a reasonable price.
私は手頃な価格で車を買いました

He drove at 60 kilometers an hour.
彼は時速60キロで運転しました

Water boils at 100℃.
水は100度で沸騰します

④「状態」

その時の気分や状況に対しても、一点集中することによって、その一時的な「状態」を表すことができます。

I was at a loss for words.
私は何と言っていいかわかりませんでした

We have been at peace for years.
私たちは何年も平和に暮らしています

⑤「従事」

遊んでいる時や仕事をしている時など、「その行動を点として捉える」ことができます。この場合、「取り組んでいる」イメージにになります。

We were at the meeting.
私たちは会議に出席していました

She is still at the department store.
彼女はまだデパートに勤務している

⑥「感情の原因」

amazed, annoyed, surprised, shockedなど、瞬間的な感情を表すときによく使われます。

He liked her at first sight.
ひと目見て彼女を好きになりました

He was angry at the news.
彼はその知らせを聞いて怒りました

※この場合、ニュースを見て一気に怒りがこみあげてくるイメージです。

atとinとon

「時間」「場所」を表す前置詞で、at, in, onは違いを覚えるのが大変ですよね。ここでは、3者の違いをまとめていきます。

「時間」

大まかな分類をすると、次の通りです。

at:時間幅が点 (時刻、行事)
on:時間幅が限定的 (日、曜日、決まった日の午前・午後)
in:時間幅が広範囲 (午前、午後、週、月、季節、年)

atは「点」のイメージから、時刻や行事などに使われます。

  • at 7:00 (7時に)
  • at that time (その時)
  • at noon (正午に)
  • at breakfast (朝食時)
  • at midnight (深夜に)
  • at Christmas (クリスマスに)
  • at the moment (現在)
  • at Halloween time (ハロウィンに)

onは「日」に意識が向くので、日にちや曜日などに使われます。

  • on Sunday (日曜日に)
  • on August 14 (8月14日に) 
  • on Friday afternoon (金曜日の午後)
  • on that day(その日に)
  • on the next [following] day (その次の日に)

inは「広範囲」のイメージなので、週・月・季節・年などに使われます。

  • in the morning (午前中に)
  • in the afternoon (午後に)
  • in the next week (次の週に)
  • in April (4月に)
  • in Spring (春に)
  • in 2020 (2020年に)
  • in the middle of December (12月の中ごろ) 

「場所」

次のイメージにまとめられます。

at:狭い範囲、限定された場所
in:広い範囲、広がりを持った場所

I have dinner at a restaurant.
レストランで夕食をとります

I have lived in this small town for years.
この小さな町に何年も住んでいます

話し手のイメージによっても使い分けられます。

  • I will meet you at the airport.
  • I will meet you in the airport.

どちらも「空港に迎えに行く」という意味として使われますが…

atは空港全体を「小さい点」としてとらえているのに対し、inは「広々とした空間」としてとらえています。

atなら「小さな点」→「建物外>建物内」
inなら「広々とした空間」→「建物内」

で待ち合わせするイメージが強くなります。

最後に、atを使った表現を紹介して終わります。

at を使った熟語・表現

一点集中

  • aim at ~「〜を狙う」
  • be bad at ~「〜が苦手だ」
  • be good at ~「〜が上手だ」
  • glance at ~「〜をチラッと見る」
  • look at ~「〜を見る」
  • point at ~「〜を指差す」
  • stare at ~「〜をじっと見つめる」

時点

  • all at once「全部同時に、突然」
  • at first「はじめのうちは」
  • at last「やっと、ついに」
  • at the moment「現時点では」
  • at will「好きなように」(やりたいと思った瞬間に)

地点

  • arrive at ~「〜に到着する」
  • at home「自宅にいて、くつろいで」
  • at the end of the hall「廊下のつきあたりで」
  • at the top「一番上に」

価格・速度・程度

  • at a bargain price「格安で」
  • at best「せいぜいよくても」
  • at least「少なくとも、最低でも」
  • at most「多くても」
  • at this pace「このペースで」

状態

  • at a loss「途方にくれる」
  • at ease「くつろいで」
  • at risk「危ない状況にある」
  • at war「戦争状態にある」

従事

  • at lunch「昼食をとっている」
  • at play「遊んでいて」
  • at rest「休憩中で」
  • at table「食事中で」
  • at work「働いている」

感情の原因

  • at first sight「ひと目で」
  • at the thought of ~「〜を考えると」
  • be mad at ~「〜に怒っている」
  • be surprised at ~ 「〜に怒る」

【例文引用・参考】 ・ウィズダム英和辞典(第3版) ・ウィズダム和英辞典(第2版)

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