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知ってる?大学入学共通テスト使える英語資格は8つだけ。全部紹介します

大学受験生「大学入試英語成績提供システムで認められる英語資格は~っていうけど、何そのシステム?英検は大学入試で使えるの?他にはどんな資格があるの?」

このような疑問に答えます。

結論から申しますと、大学入学共通テストで使える英語資格は現在8種類あります。英検以外にご存知でしょうか?本記事では、それらの8種類の資格の特徴からオススメまでを紹介します。

そもそも大学入試英語成績提供システムとは?

「大学入試 英語 資格」でGoogle検索すると、”大学入試英語成績提供システム”という言葉が出てきますが、皆様ご存知でしょうか?

これは、2021年1月より、従来のセンター試験から大学入学共通テストに移行するにあたり、(独)大学入試センターが新しく設けた成績提供システムのことです。

成績提供システムでは、受検生から大学入試センターへ成績送付の依頼があった場合に、大学等に対し成績(スコア)を提供します。提供する成績は基本的に、各実施主体が定めるスコア(バンド表示も含む)、CEFRの段階別表示及び合否(判定している場合)とのこと。

つまり、受験生が「私の英語の資格のスコアを大学に送って!」と頼んだ場合に、大学入試センターが大学にスコアを送る(提供する)ということです。

なお、成績提供システムを介さない受験の場合(例えばAO入試、推薦、一般入試)、このシステムについて気にする必要はありません。

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大学入試英語成績提供システムで採用された8つの資格

次の8つの資格は大学入試成績提供システムで採用されたものです。

  1. ケンブリッジ英語検定(Proficiency, Adcanved, First, First for Schools, Preliminary, Preliminary for Schools, Key, Key for Schools)
  2. 実用英語技能検定(1級、準1級、2級、準2級、3級)
  3. GTEC(CBT, Advanced, Basic, Core)
  4. IELTS
  5. TEAP
  6. TEAP CBT
  7. TOEFL iBT
  8. TOEIC L&R / TOEIC S&W

②の実用英語技能検定は通称英検です。TOEICはトイック、TOEFLはトーフル、IELTSはアイエルツ、TEAPはティープ、GTECはジーテックと読みます。

TEAPとTEAP CBTが分けられている理由は正直分かりません。

ケンブリッジ英語検定とは

ケンブリッジ英語検定は、イギリスのケンブリッジ大学試験機構が実施している検定試験です。

世界で最も有名な試験で、世界の130カ国以上もの国で実施されており、国際標準の英語試験とも言われています。

実用性の高い問題が出題され、受けるレベルによって難易度が変わります。

実用英語技能検定とは(通称 英検)

実用英語技能検定(英検)は、日本英語検定協会が実施している検定試験です。

日本で実施されている英語検定の中でも、最もポピュラーな検定試験だと言えます。

受験級が上がるほど、日常的に読まれる英字新聞や英語の文献に使われる難解単語・題材が出題されます。

GTEC(ジーテック)とは

GTEC(Global Test of English Communication)は、ベネッセコーポレーションが実施している検定試験です。

外部試験対策として、教育現場で採用する学校が急速に増えました。

レベルによって「Core」「Basic」「Advanced」「CBT」の4タイプに分かれます。

IELTS(アイエルツ)とは

IELTS(International English Language Testing System)は、日本英語検定協会が実施している検定試験です。

イギリス、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアのほぼ全ての高等教育機関で認められている、ポピュラーな検定試験です。

これらの国に留学を考えている方は、IELTSのスコアが求められることが多いですので、テストに慣れておくのも良いかもしれません。

TEAP(ティープ)とは

TEAP(Test of English for Academic Purposes)は、上智大学と日本英語技能検定協会が開発した英語検定です。

大学教育レベルで必要とさせるアカデミックな英語力を測定するテストになります。大学教育で遭遇する語彙・場面・分野を想定しています。

TEAPはまだまだ知名度もありませんし、日本でしか通用しない資格のため、取らなくていいと思います(個人的な見解です)。

TEAP CBTとは

TEAPのCBT版(Computer-Based Testing)で、つまりパソコンを使って解くTEAP試験のことです。

Writing testはコンピュータでタイピングをします。タイピングスピードも必要になるテストですね。

Speaking testにおいて、TEAPでは面接官と1対1で10分間のインタビューをおこないますが、TEAP CBTはコンピュータに向かって30分間の録音方式テストとなります。

TOEFL iBT(トーフル)とは

TOEFL iBT(Test of English as a Foreign Language International Based Testing)は、一般社団法人CIEE国際教育交換協議会が、TOEFL®テストの開発・運営元である米国非営利教育団体Educational Testing Service(ETS)より委託を受け、 TOEFLテスト日本事務局として実施している検定試験です。

大学の授業で実際に使う英語能力を測定します。なので、教科書の抜粋を読んだり、大学の講義を聞いたりして問題を解きます。

ETSが認定する世界的に有名な検定試験で、150カ国以上、10,000以上の大学・大学院の入学選考基準として利用されています。

TOEIC L&R / TOEIC S&Wとは

TOEIC(Test of English for International Communication)は、一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会によって実施されている検定試験です。

実際のビジネスで使われる英語能力を測定します。

従来はリスニング試験とリーディング試験から構成されたテストでしたが、2016年より2つの新方式に変更されました。

1つはTOEIC L&Rで、リスニングとリーディングの英語検定です。もう一方はTOEIC S&Wで、スピーキングとライティングの英語検定です。

現在、TOEICのスコアがある程度以上ないと進級できない大学や、昇格できない企業がたくさんあります。会社の面接の際にも、TOEICのスコアを提出することが多いです。そのため、大学受験が終わってから、よく耳にするのがTOEICになると思います。

日本を含め、アジアではTOEICのスコアで英語力を評価することが多いです。

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それぞれの英語資格のスコアとCFERの比較

8種類も英語資格があったとして、英検2級を持っている私と、TOEFL iBTで80を取った友達はどっちが上なの?と気になりますよね。

異なる資格のスコアをどのように比べるのでしょうか。

文部科学省は各資格・検定試験とCFERとの対照表を提示しています(画像は平成30年3月のもの)。CFERは英語能力レベルに対して、A1, A2, B1, B2, C1, C2の6段階に分類する指標です。この対照表を用いることで、異なる資格のスコアを比較できるようです。

それぞれの英語資格のスコアとCFERの比較成績提供システムでは基本的に、スコアと合否に加え、CFERの段階別表示を大学に提供するとのことですので、CFERでB1かB2かというのは重要な評価要素になってくると思います。

結局、英検2級合格者と、TOEFL iBTでスコア80の方では、どちらの英語力が上なのかについては、CEFRで大雑把に比べるしかないと思います。

CEFRで考えると、英検2級合格者はB1で、TOEFL iBTでスコア80はB2なので、TOEFL iBT スコア80の方が英語力は上位となります。

なお、TOEFL iBTのスコアが70だった場合、CEFRでB1となりますが、英検2級より上か下かは私達には判断できません(評価規準が分からないため)。

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CEFRについてもっと詳しく

先ほどからよく出てくるCFERとはCommon European Framework of Reference for Languagesの略で、外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ共通参照枠と和訳されます。

つまり、CEFRとはヨーロッパの英語力評価規準です。CEFRはA1~C2の6段階にランク分けされますが、それぞれのランクが表す英語能力は下記の通りです。

熟練した
言語使用者
C2 聞いたり読んだりした、ほぼ全てのものを容易に理解することができる。いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報を まとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構築できる。自然に、流暢かつ正確に自己表現ができる。
C1 いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して、含意を把握できる。言葉を探しているという印象を与えず に、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会生活を営むため、また学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟かつ 効果的に用いることができる。複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の、詳細な文章を作ることができる。
自立した
言語使用者
B2 自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、複雑な文章の主要な内容を理 解できる。母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。幅広い話題について、 明確で詳細な文章を作ることができる。
B1 仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。 その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近な話題や個人的 に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。
基礎段階の
言語使用者
A2 ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接的関係がある領域に関しては、文やよく使われる表現が理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄について、単純で直接的な情報交換に 応じることができる。
A1 具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し、用いることができる。自分 や他人を紹介することができ、住んでいるところや、誰と知り合いであるか、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりすることができる。もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助けが得られるならば、簡単なやり取りをすること ができる。

結局、どれを受ければいいの?

8種類も英語検定があったとして、どれを受験すればいいか悩むと思います。

結論は英検CBTです。

その理由は簡単でして、最も知名度が高いため、受験対策本も沢山出回っていますし、中学生の時に英検の勉強をした方も多いはずですので、それだけ親しみ深く、勉強に取っ掛かりやすいからです。

英検CBTは英検CBTの概要と完全対策方法【スピーキングが重要です】で解説しています。

英検CBTの概要と完全対策方法【スピーキングが重要です】
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将来、留学を考えている方は、TOEFLやIELTSを受けてみてもいいかもしれません。しかし、TOEFLとIELTSは世界各国で実施されている英語検定のため、英検とは勝手が違いますので、大学受験用に受けてみるものではないと思います。

時間に余裕がある方は英検ではなく、TOEICを受験してみてはいかがでしょう。

TEAP、GTECは英検同様、日本の機関が作成した資格ですが、英検に比べて知名度は低いです。そのため、留学では使えませんし、大学受験以外の場所においても自身の英語力を示す資格になるか分かりません(知名度が低いため)ので、オススメはしません。

まとめ

自身の英語力の証明として、大学入学共通テストで使用できる8つの資格について紹介しました。

大学受験後に留学を考えている方はIELTSやTOEFLを受験しておくといいかもしれませんが、大学受験用に英語試験を受けようと考えている方は英検で良いと思います。

結局なにから手をつければいいのか分からない人は

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