英検は取る意味ない?英検1級を合格して感じたこと。
先日、下記のツイートをしました。
「英検を取っても、別に話せるようにならない」って言う人いますよね。
— ワトソン@英語教師 (@Watsonglish) December 8, 2019
僕も最初はそう思ってましたが、実際に英検1級を取ってみると…
①単語力が強化
➡︎ネイティブの会話についていけるようになる
②思考力が強化
➡︎ネイティブと議論ができるようになる
このような変化を実感してます😌
英検1級に合格して、英検の勉強で英会話が確実に上達したと実感しています。個人的に、英検を取る意味は十分にあると思いました。
今回は 「英検合格から感じた変化」 について紹介します。
なお、Youtubeで英検対策講座を発信していますので、よければチャンネル登録お願いします😊
- 英検対策で英会話力は伸びる
- 英検合格で感じた変化
英検合格で感じた変化
下記の通りです。
❶ 会話で使う単語がレベルアップ
❷ 以前よりも英語が流暢になった
❸ 洋書を読むのが楽しくなった
簡単にまとめると、自分に起きた変化はこんなところです。
❶ 会話で使う単語がレベルアップ
「でる順パス単1級」で英単語を勉強していましたが、会話でも出てくるもんですね。
ネイティブと会話している間に、覚えた単語を使えるようになりました。
ネイティブもびっくりすることが多くて、「そんな言葉よく知ってるね!」と褒められることが多くなりました。
❷ 以前よりも英語が流暢になった
ライティング・面接の対策で、英語を使用する機会が増えるので、結構スピーキング力が向上しましたね。
ALTに「スピーキング、上達したね」と褒められたときは、本当に嬉しかったです。
また、アメリカの現地の人に、「発音キレイだね」と褒められることが多くなりました。
❸ 洋書を読むのが楽しくなった
洋書を読んでいると、覚えた単語がどんどん出てくるので、読めるようになっている感覚がすごくわかります。
今では、読書がどんどん楽しくなってきており、最近の目標は「ハリーポッター(洋書)」の読破です。
覚えた単語はどんどん使おう
正しい使い方とタイミングを勉強できます。
私も、ALTと会話をするときに覚えたての単語をたくさん使ってきましたが…
「あまりそうは言わないかな」
「それよりこっちの方が言うかな」
と、これまでに何度も訂正されてきました。
ですが、間違えば間違うほど定着することもあります。
英検対策で英会話力は伸びる
さて、「英検を取っても別に英語が話せるようにならない」って言う人がいますが…
結論から言うとそれは間違いでして、英会話力はグングン伸びます。
【実体験】英会話力が伸びる話
下記の通りです。
❶ 単語力が強化 ➡︎ 会話中のノイズが消える
❷ 思考力が強化 ➡︎ 論理的・批評的に考えられる
会話中のノイズが圧倒的に少なくなります
ここで言う「ノイズ」とは、自分の知らない単語のことです。
当然、知らない単語が多ければ多いほど、会話でつまずくことが多くなります。
私が英検1級に合格した話
英検合格には、単語勉強が必須です。
つい先日、私も英検1級に合格したわけですが、私が英検突破のために対策した内容はほぼ単語だけでした。
途中から「英検は単語暗記ゲー」だと思ったくらいでして、単語力は英検突破に必要です。
※英検1級については、コチラで詳しく紹介しています。
ロサンゼルス旅行のときの話
先日のロサンゼルス旅行では、ネイティブと英語で会話をする機会がたくさんありました。
そのときに感じたのは、「前よりも英語が聞き取れるようになった」ということです。
というか、正しく言うと「会話に出た英単語がほぼ理解できた」って感じです。
おかげで旅行中はノイズがほぼなく、ストレスフリーな生活を送れていました。
※私のアメリカ旅行については、コチラで詳しく紹介しています。
ライティング対策 ➡︎ 思考力が爆上がりします
英検3級からライティングが出題されますが、対策をしているうちに次のスキルが伸びました。
- 論理的思考力 (Logical Thinking)
➡︎ 物事を、道筋立てて考える力
- 批判的思考力 (Critical Thinking)
➡︎ 物事を鵜呑みにせず、疑いを持って本質を見抜く力
英検のライティングでは、出題されたトピックに対して、自分の意見を考え、理由を挙げて論じなければなりません。
その理由が自分の意見とズレていたり、矛盾が生じれば減点です。
しかも、短い時間で「自分の意見」「理由」を考え、「論理立て」をしなければいけないので、ライティング対策ではかなり高質な頭の体操ができました。
意見を主張できるようになった話
今の私はネイティブと話していても…
「でも私はこう思うよ。」
「え、こうじゃないの?」
と、自分の意見を言い返すことが多くなりました。
以前の自分は、英語でまくし立てられ、結局「そうなんだー…」とあいづちを打つことで精一杯でしたが…
英検1級のライティング対策をガッツリしてからは、相手の意見に「待った!」をかけられるようになりました。
書いた内容が口頭で生成されるようになる
私の「意見を主張するまでのプロセス」は、こんな感じ。
❶ 相手の意見を聞き取る
❷ 意見を疑い、自分の意見を持つ
❸ 反論の際、ライティング対策の内容が頭をめぐる
❹ 言い換えて、自分の主張を述べる
ライティングを対策するようになると、意見・反論を言う際に、今まで対策してきたライティングの内容が頭の中を巡り、それを少し言い換えた形で口から出るようになります。
嘘だと思うかも知れませんが、覚えた内容がスッと思い浮かびます。
反論意見も瞬発的に出てきますが、これはおそらくライティング対策で時間がない中で、自分の意見をすぐに考えて書く練習をしてきたからだと思っています。
【結論】英検対策でも英会話力は向上します
以上、実体験をもとにお話をしました。
まとめますと、英検対策は自分の英会話スキル向上に直結します。「英会話力を伸ばしたい」という方に、自信を持って英検対策をオススメします。
「とりあえず1級取ろうかなぁ」と決めてから、合格するに至るまでかなり英語の勉強も積みましたし、その分の成長は実感できています。
約1年間、ほぼ毎日1時間勉強していたことになるので、ざっと計算して勉強時間は365時間ってとこでしょう。
ここまで勉強すれば嫌でも英語力が伸びますし、その結果が英会話力に直結していても全く不思議ではありませんよね。
スピーキングを伸ばしたいという方へ
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WRITTEN BY
りっすん@英語教師
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