前置詞 behindのイメージと使い方【例文あり】
今回は、前置詞の「behind」について勉強していきましょう!
- 前置詞 behindのイメージ
- behindを使った例文
- さまざまなbehind
- afterとbehindの違い
- behindを使った熟語・表現
- 前置詞の理解を深めたい方へ
前置詞 behindのイメージ
behind は 「あるものの後ろ」にいるイメージです。
このイメージから、意味は 「〜の後ろに」「〜より遅れている」となります。
副詞としてもよく使われるので、ここで一緒にまとめていきたいと思います。
イメージ:「あるものの後ろ」
意 味:「〜の後ろに」「〜より遅れている」
では、ここから例文を交えて、それぞれの意味を確認していきましょう。
behindを使った例文
〜の後ろに
Suddenly, I heard a sound behind me.
突然、自分の後ろから音が聞こえました
The cat hid behind a curtain.
猫がカーテンの後ろに隠れました
The car was running behind me.
その車は私の後ろを走っていました
〜より遅れている
Our project is a week behind schedule.
私たちの計画が 1週間遅れています
The train came here 5 minutes behind time[schedule].
その電車は5分遅れて到着しました
I’m getting behind with my work.
仕事が遅れています
さまざまなbehind
①「後ろにいる」→「支援している」
We are behind.
私たちはあなたを支持します
②「能力が遅れる」→「劣っている」
She is behind the others in English.
彼女は英語では他のものより遅れています(劣っている)
③「点数が遅れる」→「〜点で負けている」
We are behind 14 to 0.
私たちは 14 対 0 で負けている
afterとbehindの違い
前置詞 afterにも同じような意味を持っていますよね。
では、次の2文の違いはわかりますか?
- The boy is after me.
- The boy is behind me.
両者の違いは、イメージをしっかりと抑えていれば問題ありません!
- after 「後ろからついていく」イメージ
- behind「あるものの後ろ」にいるイメージ
- 「男の子が私を追いかけています (after)」
- 「男の子が私の後ろにいます (behind)」
この両者の違い、理解できましたか?
behind を使った熟語・表現
〜の後ろに
- behind bars「刑務所で、服役して」
- behind closed doors「内密に、非公開で」
- behind one’s back「~のいないところで、陰で」
- behind the scenes「ひそかに、舞台裏で」
- behind the wheel「運転して」
- get behind ~「~の陰に隠れる、~を支援する」
- go behind ~「~の裏を読み取る」
- lie behind ~「~の背後にある」
- look behind「後ろを見る」
- stay behind「その場に残る」
- stop behind「居残る、残業する」
- wait behind「残って待つ、後に残る」
〜より遅れている
- behind time「定刻より遅れて」
- behind the times「時代遅れで」
- behind schedule「計画よりも遅れて」
- fall behind「遅れをとる、負ける」
- ~ points behind「~ポイント負けている」
前置詞の理解を深めたい方へ
英語学習者にとって、前置詞って結構厄介モノですよね。
意味は文によって変わりますし、前置詞が絡む熟語って無数もあります。
前置詞をマスターする上で大切なのは、意味を覚えることではなく「イメージ」を理解することです。
前置詞をイメージで覚えられる参考書がありますので、ぜひこれらを手にとってみてください。間違いなく英語学習の助けになります。
WRITTEN BY
りっすん@英語教師
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