前置詞 aroundのイメージと使い方【例文あり】
今回は、前置詞の「around」について勉強していきましょう!
- 前置詞 aroundのイメージ
- aroundを使った例文
- さまざまなaround
- aroundを使った熟語・表現
- 前置詞の理解を深めたい方へ
前置詞 aroundのイメージ
aroundは、「ぐるりと回っている」イメージです。記号で表すと「◯」がピッタリ合います。
このイメージから、意味は 「〜のまわり」となります。
副詞として使われることもあるので、ここで一緒にまとめていきます。
イメージ:「ぐるりと回っている」
意 味:「〜のまわり」
前置詞 aboutのイメージよりも、aroundの方がくっきりと丸を書く印象です。
では、ここから例文を交えて、それぞれの意味を確認していきましょう。
aroundを使った例文
〜のまわり
She looked around the room for Tim.
彼女は、ティムがいないか部屋の中を見回しました
Children ran around the yard.
子どもたちは庭を走り回りました
The tourists walk around Paris.
観光客はパリの街を歩き回ります
They sit around a table.
彼らはテーブルを囲んで座っています
The moon goes around the earth.
月は地球のまわりを回っています
このように動詞と組み合わせることが多く、いろんな意味に派生していきますが、基本のイメージさえ抑えていれば問題ありません。
さまざまなaround
①「ぐるっと回る」→「迂回する・回避する」
We went around the city.
私たちはその街を迂回しました
There is no way around it.
それを避ける方法はありません
②「数字のまわり」→「およそ・約」
John got on the train around 8 o’clock.
ジョンは8時ごろ電車に乗りました
③「場所のまわり」→「〜のあたり・あちこち」
I’ll show you around.
(あちこち)案内しましょう
aroundを使った熟語・表現
〜のまわり
- all around「まわりすべてに」
- around about「だいたい、およそ」
- around and around「ぐるぐると回って」
- around the clock「24時間ずっと」
- around the corner「もうすぐ」
- around the world「世界を一周して」
- ask around「いろんな人に聞いて回る」
- come around「やってくる、考えが変わる」
- dig around「探し回る」
- get around「動き回る」
- go around「(病気が)流行る、訪れる、回る」
- look around「見回す」
- have been around ~「いろんな経験を積んでいる」
- nose around「あたりをがき回る、調べ回る」
- turn around「振り向く、回復する」
何もしないでぐるぐる
- fool[mess] around「くだらないことをする」
- hang around「ぶらつく、たむろする」
- jerk around「時間をムダにする」
- lie around「散らかっている、ごろごろして過ごす」
- stand around「ぼけっと突っ立っている」
- sit around「座って時間を過ごす」
- wait around「ぶらぶらして待つ」
前置詞の理解を深めたい方へ
英語学習者にとって、前置詞って結構厄介モノですよね。
意味は文によって変わりますし、前置詞が絡む熟語って無数もあります。
前置詞をマスターする上で大切なのは、意味を覚えることではなく「イメージ」を理解することです。
前置詞をイメージで覚えられる参考書がありますので、ぜひこれらを手にとってみてください。間違いなく英語学習の助けになります。
WRITTEN BY
りっすん@英語教師
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