【英検対策】ライティングの突破方法【必要なポイント4選】
英語検定では、3級から筆記試験でライティングが出題されます。
英検合格には、ライティングの突破が必要不可欠でして、しっかりと対策をしなければ高得点を狙いにくくなっています。
そこで今回は、「英検ライティングを突破するためのポイント」について紹介します。
- 英作文の書き方について知りたい
- ライティング突破のポイントを知りたい
- これからライティング対策を始めたい
なお、今回の内容はYouTubeでも解説しています。動画で確認したい方はコチラを参考にしてください。
- TOPICをしっかり理解する
- マインドマップを作成する
- 主張の選択・構成の確認をする
- 型にはめて書く【序論-本論-結論の展開】
ライティングを突破するためには…
- いきなり書き始めない
- 構成・流れを考える
- テンプレートにはめて書く
これが大切になります。では、ここから具体的な手順を解説します。
❶ TOPICをしっかり理解する
まずは、与えられたTOPICを熟読してください。 たとえばこの問題。
What is your favorite season?
ちゃんと理解できますか?
3級なので「こんなの簡単!」と思った方も多いかもですが、1分は時間をかけてTopicとにらめっこしましょう!
英検ライティング では、Topicに沿っていない返答を書くと「大幅減点」or「0点」になります。
ライティングで「0点」を取った場合、不合格確定です。
また、急いで書き始めてしまうと、途中「書き直したい!」ってなった際に時間のロスにもつながってしまいます。焦らないことが一番です!
ちなみに、先ほどの例文はこんな意味になります。
あなたの好きな季節は何ですか?
理解できない単語が出てきた場合
Topicに、意味がわからない単語が出てきてしまった場合、次のように対応しましょう。
- まずは知ってる単語の意味を書いてみる
- 文脈で意味を推測する
- カタカナ読みから推測する
先ほどの例文で言うと…
What is your favorite season?
この時、「あれ、seasonってなんだっけ…」となってしまった場合
What is your favorite season?
何? 〜は あなたの 好きな ◯◯
こんな風に、周りの単語やフレーズに意味を書いてみましょう。そしてわからない単語は、基本カタカナ読みで対応してください。
「seasonってどう読むんだ…」
「シーゾン…ん、シーズン…?」
ここから意味を推測していけばOKです。
「シーズンオフとか、桜のシーズンって聞いたことあるな…」
「シーズンって…時期とか季節的な?」
うまくいけば、こんな感じですかね。
それでもわからない場合
仕方ないので、減点覚悟で書くしかないです。こうだろうなと思った内容で書いていきましょう。
❷ マインドマップの作成
英作文の構成は、英検3級でも英検1級でも、おおかた次のように決まっています。
序論︎ ➡︎ 本論 ➡︎ 結論
もっと具体的に言うとこんな感じです。
「自分の考え・意見」➡︎「理由 ①」➡︎「理由 ②」➡︎「まとめ」
英検のライティングではどの級でも、主張をサポートする「理由」を2つ(もしくはそれ以上)書くことを求められます。
自分の意見を述べるのは簡単ですが、理由を2つ考えるのがすごく大変なんですよね…なのでこの2つの理由を考えるために、マインドマップの作成をしましょう!
作成方法・手順
プリントの余白に、自分の主張を書きます。
主張に関する理由を思いついただけ書きまくり、線でつなぎます。
(これをブレインストーミングと言います)
※この時、出てきたアイデアを否定しないでください!
終了です!
そんなに長くやっても効果は低めですので、目安は1〜2分程度ですかね。まぁ、だいたい1〜2分あれば出尽くしちゃうと思います。
❸ 主張の選択・構成の確認をする
ここでは、ブレインストーミングで出てきたアイデアを整理していきます。
この時、次の点を意識しましょう。
① 強い主張を残す
② まとめられるものはグループ化する
③ 書きたい内容より、書きやすい内容を選ぶ
例えばコチラの例
【主張】夏が好きです
【理由】かき氷が食べられるからです
うーん、確かにかき氷は夏の風物ですけど… 夏以外でも、食べようと思えばかき氷は食べられますよね😅 なので、あんまり強い意見ではないと思ったら、他の理由を選んだ方がいいと思います。
また、「海に行く」「キャンプに行く」は違うの意見のようですが、夏ならではの「活動」として1つにまとめられそうですよね。こうやってまとめられようなものは、グループ化していきましょう!
そもそも理由が少ない場合は?
いつもたくさん理由を思いつくとは限りませんよね。
理由が少ない場合は、次の点を意識しましょう。
① 書きやすい内容を2つ残す ② 自分の主張を強める
理由は2つあればいいので、少ないアイデアの中から書きやすいものを2つ絞りましょう。
次は、残った主張を強めていく作業です。 主張を強くするためには、反論を予想してみてください。
先ほどの例ですが…
【主張】夏が好きです
【理由】かき氷が食べられるからです
【反論】別に夏以外でもかき氷食べられるじゃん!!
確かに、この反論はごもっともですな。 では、これならどうでしょう?
【主張】夏が好きです
【理由】気温が暑いと、かき氷が美味しく食べられるから!
少しはマシになりましたよね?
こんな風に、誰にも突っ込まれなくても済むように、理由に補足説明を加えていくと、主張が強まっていきますよ!
❹ 型にはめて書く【序論-本論-結論の展開】
何を書いていくかが絞れたら、最後は英作文の構成・流れに沿って書くだけです。
先ほども言ったとおり、英作文の構成は「序論」「本論」「結論」になります。具体的に言うと、次のとおりでしたね。
「自分の考え・意見」➡︎「理由 ①」➡︎「理由 ②」➡︎「まとめ」
この流れを意識して、書き始めてください。
あとはひたすら書きまくるだけ!
英作文は、書けば書くほど上達していきます!
初めのうちは、書き方に戸惑って時間がかかったり、思うように書けなかったりしますが、回数を重ねていけばスピードもあがっていきます。
自分なりの書き方も見つけられるはずですので、ぜひ英作文対策にトライしましょう!
オススメ参考書は「ライティング大特訓シリーズ」!
正直、このシリーズを買えば間違いありません。
ライティングの書き方・コツを詳細にまとめている、数少ない参考書のうちの1つです。
「総合演習型」の参考書では、ライティング対策について数ページしか解説していないものがほとんどなので、もの足りなさを感じるはずです。
英作文のルールに注意!
間違った英文を書いてしまったり、英作文のルールを無視して書いてはあまり効果がありません。
英文の語順(SV)、接続詞(FANBOYS)の使い方など、まだ不安だなという方は次の動画で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください☺️
WRITTEN BY
りっすん@英語教師
Follow教師歴7年目🇬🇧英検1級取得🇺🇸教師が幸せになれば子供たちも幸せになるはず🌸教育現場を変えていき明るい未来を作っていきたい🗽ブログ・YouTubeで英語勉強法・教育現場について発信中📖🎥