【学校・塾にオススメ】学習管理サービス Testbase はかなり使える
「** Testbase (テストベース) **」という最高の学習管理アプリに出会いました。
今回の記事は、綺麗なインターフェイスで演習問題・テスト・教材の作成や、生徒の学習成績を管理できる Testbase(テストベース) について紹介します。
日々の業務を効率化したい方、成績管理を見える化したい方は是非ご覧ください(無料でお試しできます)。
【結論】Testbase はかなり使える学習管理アプリだった!
まだまだ使い始めて日が浅いですが、自分が求めていた機能を備えた神アプリでした。その理由は以下の 3 つです!
- 演習問題・テスト・教材をデータベース化して、整理できる!データを横断した検索が可能!
- 生徒の苦手分野を細かく分析可能!
- インターフェイスが綺麗!
Testbase に出会うまでの試行錯誤
私は授業で使用する小テストや授業プリントなど、あらゆる情報を「Word と Excel だけ」で管理していました。
基本的に万能な Word と Excel ですが、次第に授業プリントの管理に苦しさを感じるようになってきました。
新しい小テストを作る際、過去の資料をコピペしますが、ファイルの中身を検索できないため、たくさんの Word・Excel を開くのが辛かったんですよね。
自分のデータならまだしも、チームが作成したデータは中身も知らないので、授業プリントを探すだけでも大変で。。。
そういった検索のしづらさやデータの散らばりが苦しくて、チームで仕事をしているのに、効率よく働けていない課題がずっとありました。
そんな中、たまたま Testbase を紹介している記事を発見して、私の感じていた課題を解決してくれるツールになり得ると感じたので、チームで試してみることにしました。
今ではチーム全員が満足して使っているので、今後は Testbase で全ての教材情報を管理していこうと思っています。
また、美しいインターフェイスで使い勝手も良く、様々な機能が備わっていることから、学校の先生や塾講師におすすめのツールだと思います。
3 つのお気に入りポイント!
01 演習問題・テスト・教材をデータベース化して、整理できる!データを横断した検索が可能!
これが個人的に一番嬉しい機能なのですが、授業に使用するあらゆる資料(演習問題・テスト・教材)をデータベース化できるんです。
データベース化されるので、検索も簡単で、演習問題は一覧から確認できます。一覧で全体を見れるので、見やすいのも良いポイントです。
もちろんデータベースはチームで共有できるので、他の方が作った資料に手を加えて、新しい授業資料を作るといったコピペ作業が捗るので、以前に比べて 授業資料の作成の時短 を実感します。
参考書・本のようなオンライン教材を作れる点も個人的に気に入っています。「現在完了形」「受動態」「前置詞」のように単元別に教材を作り、それを生徒にオンラインで配布しています。万が一ミスがあっても、オンラインでミスを直せばいいだけなので(再印刷せずに済む)、ラクですね。印刷して配れば、授業資料としても活用できると思います。
オンライン教材は色々と活用の幅がありそうな機能なので、もっと使いこなしていきたいと思います。
02 生徒の苦手分野を細かく分析可能!
塾講師の先生の方々は日報を書いたりして、担当生徒の成績を管理・共有しているのではないでしょうか?
生徒の得意分野・苦手分野って、担当の先生はわかっていても、担当外の先生は全くわかっていないことが多いですよね(当たり前ですが)。
学校・塾って引き継ぎの多い業種なので、引き継ぎのたびに生徒への理解を一から構築するのって、非効率的ですよね。
その点 Testbase は、分野別の成績を出してくれるので、苦手分野を細かくチェックできます。問題ごとにタグと呼ばれる分類情報を追記して(例えば、過去完了形)、それを基に分析してくれるので、問題を細かくタグ付けすればするほど、詳細な分析結果を得ることができます。
この分析データはチームで共有されるので、引き継ぎの多い先生にとっては非常に嬉しい機能だと思います。
こういうデータがあると、「生徒の進路相談」や「保護者との面談」の際に説得力のあるトークができるようになります。これは控えめに言っても、最高ですね。
03 インターフェイスが綺麗!
こういう業務用ツールって、デザインがいまいちなものが多かったり、使いづらいものが多い印象ありませんか?(私だけでしょうか)
今までにも業務改善ツールや ICT の商品案内をもらってきましたけど、古臭いデザインが多くて笑
Testbase は綺麗なデザインなので、直感的に操作ができるのが嬉しいです。
実際に使用してわかった「3 つのメリット」
01 やっぱり完全オンライン化は難しい。けど何とかなる!
学習教材のデータベース化、生徒の成績管理など、オンライン化を推進させてくれるアプリで非常に助かっています。
しかし、授業スタイルを完全オンラインにシフトするのはやっぱり難しいと思います。 授業は対面で行っていますから、配布するプリントも紙で配って、直接書き込んでもらいたいものです。
個人的に嬉しかった点が、作成したテストを綺麗に印刷する機能があったことです。普段はこれで、小テストを配ったりしています。
私の環境では、授業スタイルの完全オンライン移行はまだ難しいと感じています。
それを踏まえて、「教材データのデータベース化」や「生徒の成績管理」はオンラインで行い、「テストの配布」や「教材の配布」は印刷して配るといったオフライン対応を混ぜた授業運用をしています。今のところ上手くいっているので、オススメの運用方法が見つかったら、また記事にしようと思います。
なお、テストの印刷時、「文字フォントが明朝体に変わる」 といった細かい点への気配りもされていて、ちょっと嬉しくなりました!
02 データベースを充実させるにつれて、データ分析の精度も上がる!
生徒の成績の分析は、生徒が解いた問題の情報をもとに行われます。
なので、データベースが充実させるにつれて、データ分析の精度や信頼性も上がっていくのです。
Testbase の導入直後はデータベースも充実していないと思うので、信頼性の高い分析データを得るには少し時間がかかるかもしれません(しょうがないことですけど)。
とはいえ、データベースが充実していけば、授業資料の作成にかかる時間や手間はどんどん減っていくので、大変なのは最初だけですね!
03 問題やテストを自由に追加・編集できる「独自のデータベース」
Testbase が他の ICT 支援ツールと大きく異なるのが「独自のデータベースを構築できる」点だと思います。
一般的に出回っている ICT 教材は全ての生徒のレベルに合わせて作られているので、難易度が簡単なものが多かったり、同じ問題ばかり出題されることが多いみたいです。
実際問題として、難関校を目指している生徒には応用問題を積極的に出してあげて、中堅を目指している生徒には基礎を固める問題を出してあげたいですよね。
Testbase は自分たちで自由に問題を追加できるので、生徒に柔軟に対応できると感じました。
デメリットは!?
データベースの構築に(最初は)時間がかかる
イチからデータベースを作っていくので、時間はかかります。チームで協力して取り組む必要があります。
なので、「明日から即使える ICT 教材が欲しい」という組織には正直向いていないと思います。
とはいえ、教材作成は会社が全面的にサポートしてくれるので、過度に心配する必要はありません。
私の場合、過去の教材や演習プリントを渡したら、データベース化してくれたので、導入はスムーズでした。 まさかデータベース化を手伝ってくれると思っていなかったので、神対応さにびっくりです。
やめる時にデータがなくなる?
こういう独自ツールを利用するときに怖い点が、「やめた時にデータはどうなるのか」というバックアップの問題ですよね。
これは直接会社に問い合わせたのですが、「現時点では未対応だが、今後データのダウンロード機能を作成する予定」との回答をいただけました(ホッとしました笑)!
時間をかけて作成した教材データをダウンロードして手元に残せるのであれば、安心して使えますね!
最後に、Testbase を選んだ理由
「すぐに使えるもの」よりも「独自のデータベースを育てて、業務を効率化したい」理由が大きな理由ですが、他にもいくつか選んだ理由があります。
それは 料金体系がわかりやすくて、お手頃価格ですぐに始めることができる からです。
他の ICT ツールを比較していたのですが、次のような不満がありました。
- 最初に資料請求をする必要がある
- 料金体系が不明。あるいは高い。
まず第一の「最初に資料請求をする必要がある」ですが、申し込みの前に資料請求を行って、その後に営業担当とお話をするという流れが多いです。
タチの悪い場合だと、資料請求をしないと料金が分からないことがあるんですよね。
また、料金が書いていても単純に高かったり、生徒1人あたり 2000 円 といった生徒数に応じた課金体系で導入しづらいなと思いました。
私の環境では予算もあまりないので、小額から気軽に始められる Testbase が良いなと思ったんです。
会社の方が、すぐに Web 会議をセッティングしてくれて、色々相談できたのも嬉しいポイントでした。
【結論】Testbase はオススメ
一部デメリットを挙げましたが、「今頑張って、将来ラクしたい」「幅広い生徒に柔軟に対応したい」といったニーズを持っている学校・塾にとっては、魅力あるアプリだと思います。無料で始められますし。
2022 年はインターネットを活用した授業スタイルで、先進的な働き方を目指していこうと思います。
WRITTEN BY
りっすん@英語教師
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