前置詞 withのイメージと使い方【例文あり】
今回は、前置詞の「with」について勉強していきましょう!
- 前置詞 withのイメージ
- withを使った例文
- withを使った熟語・表現
- 前置詞の理解を深めたい方へ
前置詞 withのイメージ
withの基本イメージは 「一緒に」「もっている」です。
基本的な意味は 「〜と」になります。
イメージ:「一緒に」「もっている」
意 味:「〜と」
では、ここから例文を交えてそれぞれの意味を確認していきましょう。
withを使った例文
同伴・同居
withの基本イメージ通り、ある人・物などと「一緒」にあることを表します。
Please come with me.
私と一緒に来てください
I live with my parents.
私は親と同居しています
所有・付随
「もっている」というイメージがあれば、次の例文も一発で理解ができますね。
Look at that woman with a long hair.
あの長い髪の女性を見てください
※長い髪をもっている→女性
There is a book with a red cover.
赤い表紙の本があります
※赤いカバーをもっている→本
道具・手段
「道具のwith」という言い方で有名な用法がありますが、これも基本イメージを理解していればOKです。
I tried to eat sushi with chopsticks.
寿司を箸で食べようとしました
He likes to take a picture with his camera.
彼は自前のカメラで写真を撮ることが好きです
原因・比例
「原因」「比例」なんて言葉に惑わされず、基本イメージを思い出してください。
He jumped with joy.
彼は喜びで飛び上がりました
※喜びをもって→喜びが原因で
Confidence increases with experience.
経験に伴い自信は増します
※経験と一緒に→経験につれて
関連
「一緒に」いれば、なんらかの「関係」が生まれます。ここから「関連」の意味に広がります。
I have nothing to do with that.
それに関して私は何の関係もありません
What’s the matter with you?
どうかしたの?
※あなたに関して何が問題なの?
withを使った熟語・表現
パターンを覚えてしまえば、知らない表現でも意味をだいたい推測できるようになります。
動詞 + with + A
- agree with A 「Aに賛成する」
- argue with A 「Aについて反論する」
- be with A 「Aと一緒にいる」
- bear with A 「Aを我慢する」
- begin with A 「Aから始まる」
- break with A 「Aとの関わりを絶つ」
- come with A 「Aと一緒に来る」
- dance with A 「Aと一緒に踊る」
- deal with A 「Aに対応する」
- finish with A 「Aとの付き合いをやめる」
- get with A 「Aに参加する、知り合う」
- go with A 「Aと相性が合う、一緒に行く」
- hold with A 「Aに賛成する」
- lie with A 「(責任などが)Aにある」
- live with A 「Aの家に住む」
- meet with A 「Aに会う」
- play with A 「Aと遊ぶ、もてあそぶ」
- stick with A 「Aをやり続ける」
- talk with A 「Aと話す」
- write with A 「Aで書く」
動詞 + A + with + B
この語順では、意味が次の2パターンにわかれます。
❶「AにBを与える」<供給>
❷「AとBをくっつける」<関連>
- burden A with B 「AにBを負わせる」
- endow A with B 「AにBを授ける」
- face A with B 「AにBをつきつける」
- feed A with B 「AにBを与える」
- furnish A with B 「AにBを備え付ける」
- hit A with B「AにBを言う」
- lay A with B 「AをBで覆う」
- pack A with B 「AにBを詰め込む」
- provide A with B 「AにBを供給する」
- associate A with B 「AをBと結びつける」
- blend A with B 「AをBを混ぜる」
- combine A with B 「AをBと組み合わせる」
- compare A with B 「AとBを比較する」
- identify A with B 「AをBと同じものとして考える」
重要表現(大学入試必須)
- catch up with A 「Aに追いつく」
- be fed up with A 「Aにうんざりする」
- find fault with A 「Aのあらを探す」
- get along with A 「Aと仲良くする」
- have something to do with A 「Aと関係がある」
- keep faith with A 「Aとの約束を守る」
- keep up with A 「Aと連絡を取り続ける」
- put up with A 「Aを我慢する」
- something wrong with A 「Aの何かがおかしい」
前置詞の理解を深めたい方へ
英語学習者にとって、前置詞って結構厄介モノですよね。
意味は文によって変わりますし、前置詞が絡む熟語って無数もあります。
前置詞をマスターする上で大切なのは、意味を覚えることではなく「イメージ」を理解することです。
前置詞をイメージで覚えられる参考書がありますので、ぜひこれらを手にとってみてください。間違いなく英語学習の助けになります。
WRITTEN BY
りっすん@英語教師
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