前置詞 betweenのイメージと使い方【例文あり】
今回は、前置詞の「between」について勉強していきましょう!
- 前置詞 betweenのイメージ
- betweenを使った例文
- betweenとamongの違い
- betweenを使った熟語・表現
- 前置詞の理解を深めたい方へ
前置詞 betweenのイメージ
between は 「あいだに立つ」イメージになります。
このイメージ通り、意味は 「〜のあいだ」となります。
イメージ:「あいだに立つ」
意 味:「〜のあいだ」
では、ここから例文を交えて、それぞれの意味を確認していきましょう。
betweenを使った例文
between A and B「A と B のあいだ」
between A and B という語順で表現されることが多いです。
The little girl sits between her father and mother.
その少女はお父さんとお母さんのあいだに座っています
The train runs between London and Paris.
その列車はロンドンとパリのあいだを走っています
Stay here between 5 and 6 o’clock.
5時から6時まで (のあいだ)ここにいなさい
between A「A たちのあいだ」
between A という形で表現することもできます。
Solve the problem between you.
あなたたちのあいだでその問題を解決しなさい
The relationship between us was over.
私たちの (あいだの)関係は終わりました
基本は2者のあいだ
between は、基本的に2者のあいだで用いられます。
しかし、はっきりと区別ができる個体の場合では、次のように「3者以上」でも between が使われることもあります。
Switzerland lies between Italy, Germany, Austria, France and Liechtenstein.
スイスはイタリア、ドイツ、オーストリア、フランス、リヒテンシュタインに挟まれています
They have the property between the five.
彼ら5人 (のあいだ)で財産を共有している
betweenとamongの違い
前置詞 amongにも「〜のあいだ」という意味があります。2つの違いは何でしょうか?
- There is a dog between the trees.
- There is a dog among the trees.
両者の持つ基本的なイメージを頭に思い描いて、例文を見てみましょう!
between「あいだに立つ」イメージ
among 「大群の中にいる」イメージ
「犬が木のあいだにいます (between)」
「犬が木のあいだにいます (among)」
日本語訳にさほど大きな違いはありませんが、抱くイメージは全く違います。
両者のイメージの違いがわかりましたか?
betweenを使った熟語・表現
- between jobs「失業中で」(⇦ 定職と定職のあいだのイメージ)
- between marriages「離婚中で」
- between the teeth「声をひそめて」
- between times「間をおいて」
- between you and me「ここだけの話」
- come[stand] between ~「~のあいだに割って入る、関係を壊す」
- eat ~ between meals「間食する」
- get between ~「~のあいだに入る」
前置詞の理解を深めたい方へ
英語学習者にとって、前置詞って結構厄介モノですよね。
意味は文によって変わりますし、前置詞が絡む熟語って無数もあります。
前置詞をマスターする上で大切なのは、意味を覚えることではなく「イメージ」を理解することです。
前置詞をイメージで覚えられる参考書がありますので、ぜひこれらを手にとってみてください。間違いなく英語学習の助けになります。
WRITTEN BY
りっすん@英語教師
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