前置詞 amongのイメージと使い方【例文あり】
今回は、前置詞の「among」について勉強していきましょう!
- 前置詞 amongのイメージ
- amongを使った例文
- amongとbetweenの違い
- amongを使った熟語・表現
- 前置詞の理解を深めたい方へ
前置詞 amongのイメージ
amongは、「大群の中にいる」イメージです。
このイメージから、意味は 「〜のあいだ」「〜の中」となります。
イメージ:「大群の中にいる」
意 味:「〜のあいだ」「〜の中」
ごちゃごちゃした集合体の中にいるので、個々の区別があまりされないというのもポイントです。
また、amongstという語もありますが、これはamongと同じだと考えて構いません。
では、ここから例文を交えて、それぞれの意味を確認していきましょう。
amongを使った例文
〜のあいだ
The singer is popular among the students.
その歌手は生徒のあいだで人気があります
There is a problem among children.
子どもたちのあいだに問題があります
The unemployment rate reached over 10% among American.
失業率がアメリカ人ののあいだで10%超に達しました
〜の中
He hid among the weeds.
彼は草むらの中に隠れました
Los Angels is among the largest cities in the US.
ロサンゼルスはアメリカの大都市の中の1つです
The school stands among the buildings.
その学校はビルに囲まれて建っています
※この場合、「ビルの中」に混じっているイメージ。
amongとbetweenの違い
「〜のあいだ」という意味には、前置詞 betweenという語もあげられます。
betweenは、「2者のあいだ」で使われることが多いです。
The train runs between Tokyo and Osaka.
その電車は、東京と大阪のあいだを走っています
amongは、「3者以上のあいだ」で使われることが多いです。
You can choose from among those three airlines.
その3つの航空会社から選ぶことができます
また、次のようなイメージの違いもあります。
between「あいだに立つ」イメージ
among 「大群の中にいる」イメージ
「犬が木のあいだにいます (between)」
「犬が木のあいだにいます (among)」
amongを使った熟語・表現
- among others「とりわけ、特に」
- among ourselves「内輪同士で」
- fall among ~「~の一味となる」
- first among equals「(ある集団の)代表者、責任者」
- from among ~「<集合体・選択肢>の中から」
- put[set] the cat among the pigeons 《英》「(秘密をバラすなどして)騒ぎと引き起こす」
前置詞の理解を深めたい方へ
英語学習者にとって、前置詞って結構厄介モノですよね。
意味は文によって変わりますし、前置詞が絡む熟語って無数もあります。
前置詞をマスターする上で大切なのは、意味を覚えることではなく「イメージ」を理解することです。
前置詞をイメージで覚えられる参考書がありますので、ぜひこれらを手にとってみてください。間違いなく英語学習の助けになります。
WRITTEN BY
りっすん@英語教師
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