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保護者面談を乗り切るための準備・注意事項を紹介!!


「初めての面談で何を話せばいいのかわからない…」
「何に気をつければいいんだろう…」
「事前に準備しておくべきことは何だろう…」

こんな悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

学校にもよりますが、高校ではこの時期(6〜7月)に保護者面談を設ける学校が多いですよね。

今回は、「保護者面談を乗り切るための事前準備・気をつけるべきこと」を記事で紹介したいと思います。

  1. 保護者面談に向けた事前準備
  2. 保護者面談の進め方と注意事項
  3. 保護者面談後は「情報共有」
  4. まとめ

保護者面談に向けた事前準備

︎保護者面談に向けた事前準備

  • 保護者面談週間(日程)の周知
  • 保護者宛文書の作成
  • 面談スケジュールの作成
  • 「手みやげ」の準備

① 保護者面談週間(日程)の周知

学校ごとに保護者面談週間の日程は違いますので、あらかじめ保護者への周知をしておくようにしましょう。

お仕事をしている親御さんも多くいます。1〜2週間前の周知では仕事の都合をつけられないことがほとんどです。

できれば、1ヶ月以上前から親に伝えるのがベストです。

保護者への周知方法

保護者面談の時期を保護者に知ってもらえれば、方法は何でもいいと思います。

保護者に直接言う機会がなければ、子供を通じて伝えれば OK!

もし1年生の担任をしているのであれば、入学式で顔合わせをした際に「〇月頃に保護者面談があるので、あらかじめ日程をあけておいてください」と伝えておくといいでしょう。

私の場合、「入学式後のクラス開き(4月)」「保護者文書(5月)」と2回に分けて保護者への連絡をしています。

なお、入学式で保護者に渡す資料の詳細はこちらの記事にまとめているので、ぜひ参考にしてください。

② 保護者宛文書の作成

保護者宛文書の作成

次に、保護者宛文書を作成しましょう。

作成の目的は次の通りです。

  • 保護者面談の日時を再認識してもらう
  • 面談日程の候補を挙げてもらう

保護者の方々に、いつ頃都合がいいのかを書いてもらいましょう。

学校長の名前が必要になりますので、「起案」する必要があります。

「起案」とは、作成した文書が適切なものかを管理職にチェックしてもらい、配布の許可を得ることです。「起案」してから自分の手元に戻ってくるまでに時間がかかりますので、注意が必要です。

学年によって、学年主任が資料・ワードファイルを準備してくれる場合があります。念のために、私が使っているワードファイルを配布します。もし自分で用意しなければいけなければ、ぜひ私のファイルを参考にしてください。

③ 面談スケジュールの作成

面談スケジュールの作成

保護者に文書を書いてもらったら、日程の調整を行いましょう。

まとめていく際に、リストがあると便利です。

私が使っているリストも配布します。

まとめ終わったら、そのまま印刷して生徒への配布を忘れずに!

④「手みやげ」の準備

せっかく学校に来ていただくのですから、「手みやげ」を渡せるといいです。

「手みやげ」とは、以下のような物を言います。

「手みやげ」で用意しておくと良いもの
  1. 学校関係の資料(保護者だより・修学旅行の日程など)
  2. 生徒の成績  (定期テスト・外部テストの結果など)
  3. 進路関係の資料(進路のてびき・大学入試&就職の情報など)

学校の資料、生徒の成績、進路関係の資料など、今後保護者にとって役立ちそうなものを準備しましょう。

意外に手ぶらで来校する保護者も多いので、これらをまとめるための袋を用意すると喜ばれます。

私の場合、ただのビニール袋では味気ないので、100 円均一でも買えるような可愛らしい袋を用意しています。

「学習計画表」は話題作りに超便利

保護者との面談期間は、1学期の中間テスト後に設定されていることが多いです。

生徒に「学習計画表」を使わせておくと、学校や家庭での学習の様子が可視化されまして、会話のトピックにもなります。

「学習計画表」の使用も、ぜひ検討してみてください。

保護者面談の進め方と注意事項

保護者面談の進め方と注意事項

面談中は、次のことに注意しましょう。

  • 家庭状況を確認しておく
  • 子供の名前を間違えない
  • 学校での状況を伝える
  • 保護者の話を聞く

① 家庭状況を確認しておく

面談する家庭の状況を事前に確認しておきましょう。

確認する方法ですが、おそらく入学式に「家庭状況調査表」というものを回収すると思います。

そちらには家族構成(片親なのか、兄弟姉妹はいるのか等)が記載されています。

面談中に、つい間違えてしまい兄弟姉妹がいるものだと思って話してしまうと、恥ずかしい思いをしてしまいますので注意しましょう。

② 子供の名前を間違えない

当たり前ですが、保護者の前で生徒の名前を間違えないようにしましょう。

名前の呼び方ですが、できれば初めての時は「〇〇くん」「〇〇さん」と呼ぶことをオススメします。

呼び捨てにしたりあだ名で呼んだりしてしまうと、それをよく思わない保護者もいるので気をつけてください。

③ 学校での状況を伝える

我が子が学校でどのように過ごしているか、保護者が一番気にしています。

保護者面談でよくある質問として…

  • 学校に馴染めているのか
  • お弁当を1人で食べていないか
  • 学校の授業についていけているか
  • 授業中に寝ていないか

これらをよく聞かれます。

これらの質問にしっかりと答えられると、保護者も安心します。

ですので保護者には、子供がどう過ごしているかできるだけ詳細に伝えられるようしましょう。学校での姿を一番知っているのは担任のあなたです。担任として、しっかりと生徒に目を配っているかが大切です。

面談・写真・動画の活用

毎日忙しくて一人一人見るための時間がないのも事実です。

なので保護者面談の前に、生徒と面談をする担任もたくさんいます。生徒に直接悩みを聞くことができます。

また、クラスでの様子を伝えるために「写真・動画」を撮りためておくことをオススメします。

今回の面談時に、撮影した写真・動画を見せていましたが、我が子が楽しそうに教室で過ごしている姿をみて安心し、涙する保護者までいらっしゃいました。

④ 保護者の話を聞く

担任が一方的に話すだけではいけません。あまりない機会ですから、保護者の方からも話を聞きましょう。

保護者の話は、だいたい次の2パターンに分けられます。

  • 生徒の家庭での話
  • 学校に対する不満&クレーム

家庭での様子を聞くと、学校とは違う一面を知ることができます。

その情報は、後の指導で役立つことがありますので、家での学習態度・過ごし方(言動行動)などを聞いておきましょう。

また、学校に対する不満をぶつけてくることも少なくありませんので、真摯な態度で対応し、「その事実を確認し、できるだけ改善に努める」という姿勢を見せましょう。

保護者面談後は「情報共有」

面談が終わった後は、「情報の共有」を忘れずに行いましょう。

保護者から出た友人関係の情報学校に対するクレームは全てメモをとり、学年の他の教員にシェアできるように準備をしてください。

特に、子供間でのトラブルを相談された場合、複数クラスが絡むことがあるので早めに共有しておきましょう。

まとめ

初めての保護者面談であれば、緊張するのは当然です。

「保護者と何を話せばいいのかなぁ」と心配するのもわかります。

しかし、事前準備をしっかりとしておき、面談中に話すべきことを決めておけば時間があっという間に過ぎてしまいます。むしろ足りないくらいに感じるはずです。

大切なのは、「来ていただいた方に安心して帰ってもらう」ことです。

その気持ちがあれば、必然的に準備もはかどると思います。

これから面談があるという方は頑張ってくださいね ♪


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