英語を話せるようになりたい人へ【独学の勉強法を紹介】
「英語を話せるようになりたい!」
「英語を勉強しているのになかなか話せるようにならない…」
「40 歳になってからでも英語は身につくの?」
このような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
私も昔は英会話がなかなか上達せずに悩んでいました。
しかし、「いつか英語を話せるようになりたい」という強い想いを持って勉強を続けてきた今では、外国人と楽しくコミュニケーションをとり、海外旅行を一層楽しめている自分がいます。
「英語の勉強を頑張ってよかったなぁ」とヒシヒシと感じています。
しかし…実は英語の勉強を続けても、うまく話せるようになるとは限りません。なぜなら話せるようになるには、そのための訓練が必要だからです!
この記事では「英語が話せるようになりたい!」という方向けに、英語を話せるようになった私の勉強法をご紹介します。
- 高校生でも社会人でも、誰でも英語を習得できる!
- なぜ英語が話せないのか
- 英会話が上達するオススメ本
- アウトプット出来る場があると急成長します
- 上達するための秘訣・・・「継続は力なり」
高校生でも社会人でも、誰でも英語を習得できる!
初めに断言しますが、勉強次第で誰でも英語を話せるようになれます。
私が本格的に英語を勉強し始めたのは、大学3年生の頃からです。
「少し遅いかな…」と思っていましたが、今では海外旅行も外国の方と接するのも全く怖くありません。はたから見れば、ペラペラに話せるレベルになりました。
英語習得に年齢は関係ありません。
今年で 40 歳になる人でも「英語を話せるようになりたい!」という強い意志を持っていれば必ず習得できます。
なぜ英語が話せないのか
たいていの人は、義務教育から高校を卒業するまでで約8〜10 年間ほど英語を勉強することになります。
しかし、それほどの長い年月をかけても上手く話せるようになれないのが日本の教育の特徴ですね。
本当に不思議に思っていますが、8ヶ月ほどアメリカで留学をしている時にその謎が解けました。
なぜ、私たち日本人は英語が話せるようにならないのでしょうか?
- 英会話の場面が日常にない
- それが原因で「インプット量」「瞬発力」が弱い
それぞれの理由を簡単に解説します。
① 英会話の場面(英語を喋る時間)が日常にない
原因はこれです。日本で英語を話す機会が圧倒的に少なすぎます。
日本では学んだ英語を実践できる場所が少ないので、英語が話せるようになれないんです。
野球で例えると、毎日一生懸命筋トレやバットの素振りをしているのに、それを生かすための大会が存在しないような感じです。
試合がなければ、モチベーションも維持はできませんよね。
私がカリフォルニアでスペイン語を勉強していた頃の話
これは私が留学中に、第三言語としてスペイン語を履修していた時の話です。
授業がオールスパニッシュで悪戦苦戦の毎日
→ レストランやスーパーに行けば必ずスペイン語圏の方に出くわす
→ 学んだスペイン語をすぐに使える
→ 3ヶ月程度で簡単なコミュニケーションが取れるまでに成長
カリフォルニアで初めてスペイン語を学びましたが、たった3ヶ月で英語以上に伸びた実感があります。
現地では日常的にスペイン語を話す環境が整っていたので、スペイン語を使える楽しさもありました。
日本では言語の訓練を重ねても、それを生かせない環境なので習得がより難しいのだと思います。
日本では英語を日常的に使う場面が少ない(アウトプットする機会が無い)
② 英会話の場面が日常に無いことが原因で「インプット量」「瞬発力」が弱い
普段から英語を使っていないと、徐々に忘れてしまいます。
英語を使う場がない
→ 英語を徐々に忘れていく
→ いざ必要な時が来ても話せない
→ どんどん知識が錆びれていく
せっかく身につけた知識が、どんどん錆びれていってしまうわけです。
そうなると、英語のインプット量が減るのとともに、瞬発力も失われます。
「あ、あれって英語で何て言うんだっけ…」
「英語でどう言えばいいのかわからない…」
こんな感じで、徐々に英語が話せなくなっていきます。
英語を話せるようになるには
「環境が変わらなければ英語は必要ないのでは?」
「日本にいる以上、英語を話す必要はないのでは?」
こんな風に考えている人は山ほどいることでしょうが、これから日本の環境は激変します。
どんどん外国の方と接する機会が増えてきますし、英語が話せることが当たり前の時代がやってきます(少子高齢化の人手不足を補うために、外国人労働者の受け入れは拡大するでしょう。現に多くなってきてますよね)
そんな時に英語が話せないのは致命的です。
だからこそ、私たちは英語を勉強する必要があるわけです。
今私たちがしなければいけないことは、英語のインプット量を増やし、瞬発力を鍛えていくことです。
「インプット量」と「瞬発力」を鍛えよう
「日本語 → 英語」の変換を円滑に行うには英文をたくさん覚えておく必要があります。
覚える英文は簡単なもので結構です。
インプット量を増やすことで、「こう聞かれたらこう答える」といった瞬発力も鍛えられます。
そして日々トレーニングを重ねていれば、英文がスラスラとでてくるようになりますよ。
- 英文のインプット量を増やす
- 瞬発力を鍛えることが大切
英会話が上達するオススメ本
さて、英会話に必要な力は先ほど述べた通り…
- 瞬発力
- 会話表現のインプット量
この 2 点を強化することです。これらを鍛えるのにオススメの参考書がこちらです。
現役の英語教師である私が自信を持って勧める1冊です! カスタマーレビューを見て分かるように、非常に多くの方に愛用されています。
この本(以下、瞬間英トレ)の良い点を簡単に紹介します。
① 例文が超簡単【英語ビギナーでも安心】
まず、取り上げられている英文が全て中学校レベルです。
本書は全部で3つのパートに分かれていますが…
- Part 1・・・中学1年生レベル
- Part 2・・・中学2年生レベル
- Part 3・・・中学3年生レベル
こんな風にすべての例文が基礎レベルなので、誰でも取り組みやすくなっています。
他にも瞬間英トレは…
- 例文が短めなので覚えやすい
- 実践的なのですぐに使える
といった利点があります。
英会話は「中学校レベル」で全然 OK
「中学校レベルの英文で平気なの?」
こう思う方も多いかもしれませんが、日常会話であれば全く問題ありません。
私もロンドン旅行の際、瞬間英トレで覚えた英文を使って英会話を実践しましたが、ホテルの受付、レストランの予約など全ての場面において、全く問題なく会話することができました。
中学レベルの簡単な英文でも、何文もつなげればちゃんとした会話になりますので安心してください!
英会話は中学校レベルの英文で OK!簡単な文をたくさん覚えておくことが大切!
② 付属 CD が有能【瞬発性を鍛えられる】
この参考書には無料で音源 CD が付いてきます。この付属の CD ですが…
「日本文(問題)」→「ポーズ」→「英文(解答)」
「ポーズ」の間に、日本文を瞬間的に英文にする練習ができるようになっています。
瞬間英トレの効果的な使い方は、ざっとこんな感じになります。
- 左ページの日本語を見て、口頭で英文を作ってみる
- 右ページの英文で答え合わせをする
- 何度も英文を音読する
- CD に合わせて口頭で英文を作成する
まずはどんどん英文を覚えていきましょう。
最後の仕上げに CD で練習をすれば、英会話に必要な瞬発力を鍛えることができます。
英文を覚えたら、付属 CD を使って瞬発力を鍛えるべし!この参考書は最近人気が上昇しているので、どこの書店にも置いてあるはずです。購入を迷っている方は、ぜひ一度手にとってみてください。
また、携帯アプリでは「リアル英会話」が超有能です。このアプリを紹介した記事もありますので、ぜひ参考にしてください。
アウトプット出来る場があると急成長します
インプット・瞬発力を鍛えることで英会話能力を上げることができますが、それらを生かす場(アウトプットできるチャンス)があると、英会話能力は爆上がりします。
外国人とのコミュニケーションを通じて、「英会話って楽しいな!」と感じることで、勉強のモチベーションを保つこともできます。
外国人の友達がいない方でも、例えば次のようにアウトプットのチャンスを作ることができますよ。
- 異文化交流パーティやイベントに参加する
- 英会話カフェや英会話サークルに参加する
- カフェでマンツーマンレッスンを受ける
- オンライン英会話のレッスンを受ける
① 異文化交流パーティやイベントに参加する
異文化交流パーティは現在、「英会話の勉強」というよりも「外国人との出会いパーティ」という側面が強まっているようです。
また、異文化交流イベントと言えば Meet up が有名ですね。
例えば「みんなでサンバ踊らない?」、「みんなでサッカーしない?」とサイト上で呼びかけて、知らない人同士で遊びを楽しむサービスです。
海外では結構有名なため、日本でも外国人の方が呼びかけていることが多く、Meet up を通じて異文化交流を楽しむことができますよ。
ただし、日常英会話レベルの英会話能力が必要です。
② 英会話カフェや英会話サークルに参加する
カフェやサークルで、英会話学習者同士で英会話を楽しみ、勉強に繋げようというものです。
日本人同士で英会話することが多いようで、「外国人と英語で会話したい!」と考えている方にとっては正直微妙かもしれません。
③ カフェでマンツーマンレッスンを受ける
都内のスタバでたまに見かけますよね。
フラミンゴ英会話などのサービスを通じて、カフェなどで先生から英語を直接教わるというものです。
異文化交流イベントとは異なり、「先生から教わるレッスンスタイル」のため、英語に自信が無い方でも安心して受けることができます。
デメリットは、副業で働いている先生が多いため、先生・レッスンの質の差が激しいこと、カフェだと周りの目が気になって恥ずかしくて喋れなくなってしまうことですね。
④ オンライン英会話のレッスンを受ける
レアジョブ英会話などが代表的ですね。 パソコンやタブレットなどを使って、いつでも(早朝〜夜中)、どこでも、オンラインで外国人から英会話レッスンを受けることができます。
メリットはとにかく安いこと、そして先生の質が高いこと、英語が全く喋れない方向けの授業もあることでしょう(厳しい採用試験があります)。
デメリットは通信状態が悪くなった場合に通話が途切れてストレスが溜まることですね。これは十分なネット回線を用意している大手であれば特に問題になりません。
上達するための秘訣・・・「継続は力なり」
今回は「英会話が上手くなりたい」という方に瞬間英トレとアウトプットするチャンスの作り方を紹介しました。
しかし、自分で「これだ!」と決めているものがあるのであれば、それでトレーニングしていても OK だと思います。
結局どの本・どの勉強法を使おうが、「毎日継続する」ことが大切です。
「いつか、外国人と英会話で盛り上がりたい」
「海外旅行をもっと楽しめるようになりたい」
夢に向かって、一緒に頑張りましょう!私も英会話の勉強は継続中です!!
WRITTEN BY
りっすん@英語教師
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