【教室の掃除】ワックスがけで床をピカピカにしよう【方法・注意点】
先日、このようなツイートをしました。
ワックスがけが終了しました☺️
— りっすん@英語教師 (@RissunEnglish) March 30, 2020
とりあえず今日はこんなところですかね。また明日、もう一回ワックスがけをして完成って感じです。
これで新学年にしっかりと受け渡しができます🎉 pic.twitter.com/Atci9D7DM5
1年間使った教室を次の学年に渡す前に、教室をピカピカにして渡してあげたいですよね。
今回は、「教室の床をワックスがけする方法」について、紹介します。
- ワックスがけをしたい人
- 初めてワックスがけをする人
- 教室をピカピカにしたい人
ちなみに、教室の床は、大きく分けると2パターンがあります。
①ビニル系の床
②木の床
- ビニル系床のワックスがけ【ポイント】
- 木の床のワックスがけ【ポイント】
- ワックスがけの頻度
- ワックスがけの意味
- まとめ
❶ ビニル系床のワックスがけ【ポイント】
手順・用意するものはコチラ。
① 教室のハキ掃除
② ハクリザイを塗る
③ ポリッシャーをかける
④ ハクリザイを拭き取る
⑤ ワックスがけ
① ハキ用モップ
② バケツ
③ 水切り
④ ハクリザイ(剥離剤)
⑤ ゴム手袋
⑥ ポリッシャー
⑦ 雑巾(数枚)
⑧ 床ワックス
⑨ ワックス用モップ
それぞれ詳しく解説します。
① 教室のハキ掃除
所要時間:10分
教室内の物を全て外に出したら、まずはハキ掃除から始めましょう。
モップがあると、早めにゴミを集められて便利です!
床にゴミが残っていると、残骸がワックスで固められてしまいます
※ワックスがけで化石化した1本の髪の毛
こうなると、簡単には取れません。
完成した時に、できるだけキレイな床にしたいですから、ハキ掃除から抜かりなくやりましょう!
② ハクリザイを塗る
所要時間:20〜30分
ハクリザイを塗る作業です。
ハクリザイとは、教室に塗られているワックスや汚れを落とす液体です。
原液を水で薄めて使います。薄める割合は、裏面の注意事項をしっかりと読んでください。
希釈水を作ったら、床に満遍なく塗ります。
私の場合、「希釈水を撒く➡︎水切りで伸ばす」ようにしましたが、モップを使って丁寧に伸ばした方がいいかもしれません。
また、希釈水でも地肌に触れると危険ですので、素手ではなく「ゴム手袋」を着用して作業をすることをオススメします。
塗り終わったら、30分から1時間放置して、汚れが落ちるのを待ちましょう。
③ ポリッシャーをかける
所要時間:30~40分
床磨きの達人!ポリッシャーさんの出番です。
ポリッシャーを初めて使う人は、必ず次の注意事項を読んでから使ってください!!
- 電源コードを差す前に、本体がOFFか必ず確認する
- 両手で操作する
- 前に倒す➡︎右に移動、下に倒す➡︎左に移動
- 電源コードを巻き込まないように注意する
このポリッシャー、かなりの暴れん坊です。床を強く磨く分、パワーが半端ないです。
本体がONの状態で電源コードを差すと、フルパワーで回転を始めて人に危害を加えるので、マジで危険です。
しかも、油断していると、電源コードが絡まってしまうので注意してください。
床の汚れをこすってとるつもりで、ゆっくりとポリッシャーを操作していきましょう。
④ ハクリザイを拭き取る
所要時間:1~2時間
ポリッシャー後は、ハクリザイを素早く拭き取りましょう。
水切りで汚水を集め、雑巾で拭き取ると早いかもしれません。
拭き取り作業を怠ると、汚れの上からワックスをかけることになり、余計床を汚してしまうので注意です。
また、ポリッシャーでは落ちなかった汚れも…
拭き取り中に、雑巾でこするとよく取れます。
⑤ ワックスがけ
所要時間:40〜50分
床が乾いたら、ワックスをかけましょう。
教室を8分割すると、比較的キレイに塗っていけると思います。
教室床用ワックス
ワックスはコチラを使います。
※最新(2021.03.07)の情報では、ワックスは「リンレイ オール」を強くオススメしてます。理由はコチラの記事からご覧ください。
👉 【教室ワックスがけ】ワックスは絶対にこれを使え!【オススメ紹介】
だいたい、バケツ1/3の量で教室全体を塗れます。
塗り方
自分の好みでOKです。私はこんな感じで塗りました。
① モップにワックスを染み込ませる
たっぷり染み込ませてOKです。
② 1度塗るエリアを大きく1往復
モップを床に馴染ませましょう。
③ 細かく1往復ずつ
モップを使って、ムラなく塗り伸ばしていきましょう。
これで、床のワックスがけは完璧です!
注意点①:ワックスの量
1回に塗るワックスが多すぎると、塗りにムラが出てしまいます。
多すぎず・少なすぎずを心がけましょう。
1回目で、キレイにワックスが塗れなかったら、乾いた後にもう一回塗るのもOKです。私も、基本ワックスは2回かけます。
注意点②:モップ跡がないように
モップを往復させる瞬間…
このように、モップの跡が残ってしまいます。
仕上がったときにはあんまり気になりませんが、できるだけ跡が残らないよう塗っていきたいですね。
注意点③:必ずハクリザイ・ポリッシャーを使うこと!
教員の中には、ハクリザイやポリッシャーを使わず、床を水拭きした後にすぐワックスがけをする人がいますが…
それでは汚れは全部落ちませんし、汚い床の上からワックスをかけることになり、余計床を汚してしまいます。
① ハクリザイで汚れを浮かす
② ポリッシャーでこすって落とす
確かにこの作業は面倒ですが、床をピカピカにするには絶対必要です。
横着せずに、頑張ってください。
注意点④:仕上げのカラ雑巾
ワックスによっては、「仕上げ」をする必要がでてきます。
カラ雑巾・モップを使うか、専用のポリッシャーを使って全体を磨きます。
使用するワックスの「注意事項」をしっかりと読みましょう。
❷ 木の床のワックスがけ【ポイント】
手順・用意するものはコチラ。
① 教室のハキ掃除
② 教室の雑巾がけ
③ ワックスがけ
① ハキ用モップ / 掃除機
② 雑巾(数枚)
③ バケツ
④ 木床用ワックス
⑤ ワックス用モップ
ハクリザイ&ポリッシャーの作業がない分、ビニル系床のワックスがけより比較的楽です。
① 教室のハキ掃除
所用時間:30分
こちらも同様、教室内の物を全て外に出したら、ハキ掃除をしましょう。
ですが、木の床では、板の間にゴミがはさまっていることが多い。モップよりも、掃除機を使ってゴミを吸った方がキレイになるでしょう。
② 教室の雑巾がけ
所用時間:30分
濡れ雑巾で、床全体をキレイに拭きあげましょう。
③ ワックスがけ
所用時間:30分
床が乾いたら、全体をワックスがけしましょう。
木床のワックスは、色付き(茶色)のものが多いので、間違えないようにきをつけてください。
これで完成! こっちの方が楽チンです!
ワックスがけの頻度
定期的に実施しましょう。
学期に1回はできるといいですね。 ただ、すごく手間がかかるのでなかなかそうもいきません。
最低でも年に1回はワックスがけをしましょう
1人でやるのが大変なら、生徒と一緒にワックスがけしてもいいかもですね。
ワックスがけの意味
手間がかかって面倒ではありますが…
① 床のコンディションを保つ
② 生徒にキレイな環境で過ごしてもらう
ワックスがけをしないと、床がどんどん痛んでいきます。
床が汚れてくすんでいけば、教室の雰囲気も悪くなります。映える床は、生徒の心にも影響を与えますので、過ごしやすい環境を作る意味もあります。
まとめ:教室を引き継ぐ前までに必ずワックスがけ!
費用の関係上、教室の環境を整備するために、お金をかけることはあんまりできません。
業者にお願いすれば早いし、仕上がりの質も高いので、それに越したことはないのですが…なかなかそういうわけにもいきませんよね。
自分たちでできるだけのことをして、教室の環境をキレイに保っていきましょう。
次の先生・生徒に気持ちよく使ってもらうために、教室を明け渡す前は必ず清掃しましょうね!
WRITTEN BY
りっすん@英語教師
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